エムズ皮フ科形成外科クリニックのAyaです。
師走に入り、あわただしい毎日をお過ごしの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冷え込む朝晩は、わんこ達がヒーターの前を占領しています😊
今日は、クレンジングと洗顔についてお話を♪
美容のプロの方たちはそろって、「美肌になりたいのならクレンジングを見直すことが大切」と言います。
“落とすケア”がきちんとできていないと、数々の肌トラブルを引き起こすことに。メイクが落ちきれていないことで色素沈着をしたり、刺激になってニキビや炎症などの原因になったりすることもあります。
洗顔は、汚れを落とすだけでなく、古い角質を取り除く大事な役目。古い角質をしっかり取り除くことで、肌の生まれ変わるターンオーバーを整え、くすみのない明るくなめらかな肌に導くことができます。
*お肌に合ったクレンジング選び
洗浄力や好みのテクスチャーなどの使用感でクレンジングを選ぶ方もいますが、お肌にとってそれは間違いとなることも。
人には異なる肌タイプがあります。
乾燥肌の人が洗浄力の高いオイルタイプを使い続けると、必要な皮脂まで奪われてしまい、ますます乾いて敏感肌に…
逆に、脂性肌の人が洗浄力の低いミルクタイプを使い続けると、余分な皮脂が落ちずに毛穴の黒ずみなどを引き起こします。
*クレンジングの種類
・オイルクレンジング 洗浄力:強
主成分が油性成分。洗浄力が強く濃いメイクも落とすことができますが、乾燥肌の方はクレンジング後につっぱりや乾燥を感じることも。
・ジェルクレンジング 洗浄力:強〜中
水系と油系の2種類があり、洗浄力は水系なら中、油系なら強。ジェルに厚みがあるので、摩擦厳禁な、肌が敏感に傾いている時にも◎
・クリームクレンジング 洗浄力:中
メイクオフしながら、潤いも守ってくれるクリームクレンジングは、乾燥が気になる秋冬や乾燥肌の方にオススメ。
・ミルククレンジング 洗浄力:弱
洗浄力はあまり高くないが、洗い上がりがしっとりしているミルククレンジングは、乾燥肌の方やナチュラルメイク派の方に。
*クレンジング&洗顔のPoint
・しっかりメイクを落とそうとして、ついゴシゴシこすってしまうなんてことも。特に目元は皮膚が薄くデリケートです。こすることで肌へのダメージもあるため、優しく丁寧になじませるようにしましょう。
・皮脂や毛穴に詰まった汚れは、水洗顔だけでは落としきれない場合も。洗顔料をしっかり泡立て、泡をからめるようにして落とすのがポイントです。メイクをしていない日も、余分な皮脂によるニキビの発症の恐れがあるため、洗顔料を使うようにします。
優しくマッサージするように洗うことで、乾燥で硬くなりがちな肌もほぐれて柔らかに。血流が促進され、くすみのない明るく透明感のある素肌に洗い上げることができます。
・水かぬるま湯で洗うようにしましょう。お風呂で洗顔をされる方もいると思いますが、体を洗う温度と一緒では熱すぎてしまいます。肌への刺激になるだけでなく、必要以上に皮脂を取りすぎて乾燥の原因となります。
・洗い残し、すすぎ残しはないですか? 特に髪の生え際やフェイスラインが残りやすい場所です。洗い残しやすすぎ残しが続くことで、肌へのダメージとなってしまいます。
・クレンジング&洗顔の後は、時間をおかずに保湿ケアをするようにしましょう。
仕事で疲れた日や帰りが遅くなった日は、ついお手入れをサボってしまいたくなりますね。
“落とすケア”を毎日コツコツ続けていくことで、健やかな素肌へと近づいていきます。ぜひお気に入りのスキンケアアイテムを見つけて、実践してみてください♡