エムズ皮フ科形成外科クリニックのAyaです。
雪が降りそうなほど寒い日だったり、春を思わせるような暖かい日だったり…
毎日の気温の変化に体調を崩されてはいないでしょうか。
座ったまま寝ている我が家のチワワちゃん😂
今日は、亜鉛の効果・効能についてお話を♪
まず、亜鉛とは、体内に2000mg存在するミネラルです。人間の体に必要とされる必須ミネラル16種に含まれますが、体内で作り出すことができないため、食事から摂取する必要があります。
《亜鉛の肌への働き》
🍀肌細胞を活発に
美肌効果をもたらすのはビタミンCと思われがちですが、ミネラルである「亜鉛」もコラーゲン生成に欠かすことのできない大事な存在です。
体の中で亜鉛が不足してしまうと、体内では肌細胞をうまく作ることができず、新しい肌がなかなか生まれなくなる=ターンオーバーが停滞化してしまうとか😩
🍀糖化によるたるみ・黄ぐすみを防止
現代の食生活における、糖の過剰摂取。甘いものが好きな人やコーヒーや紅茶に砂糖を入れて飲む人、お酒が好きな人は「糖化肌」になりやすいそう。
亜鉛は、体内で糖分を代謝する役目を担ってくれるため、糖化による肌の老化を防ぐ効果も期待できます。
🍀抗酸化作用
シワやたるみ等の肌老化の原因となるのが、体内の活性酸素による肌細胞への攻撃です。
亜鉛は体内のビタミンAの代謝を促します。ビタミンAの抗酸化作用の活性化を促し、過酸化脂質の害を防ぐことで、アンチエイジング・生活習慣病予防にも効果が期待できます。
また、ビタミンAはコラーゲンの生成を増進させ、肌や粘膜を丈夫で健康な状態に保つ役割も持っています。
亜鉛不足によりビタミンAの働きが落ちると、乾燥を招き肌荒れを引き起こしてしまうことも。
《美肌以外にもある亜鉛の効果》
・味覚を正常に保つ
・免疫力の向上
・生殖機能の改善
・うつ状態の緩和
《こんな症状は亜鉛不足かも⁉︎》
*肌のかさつきや毛穴の開きが気になるなど、肌の状態が良くない
*爪の形や色が悪い
*髪のツヤが減った、抜け毛が増えた
*生理不順、PMSが重い
*立ちくらみ
*目が疲れやすい
《亜鉛を多く含む食品》
牡蠣やレバー、牛もも肉、高野豆腐などのタンパク質を含む肉、魚介、大豆製品に多く含まれています。
亜鉛は水溶性のため、調理する際は短時間で加熱、または汁ごと食べられるように鍋やスープなどにするのがオススメです☝️
また、吸収を良くするために、ビタミンCを含む食品と一緒に摂取するのが良いそう。
亜鉛にはこのように、たくさんの嬉しい効果が♪ ただし、何事もやりすぎは禁物です。
適正量を守り、美肌・健康を手に入れていきたいですね🤗