こんにちは。
エムズ皮フ科形成外科クリニックスタッフのなつです。
ついに明けました、非常事態宣言。
まだまだ余談は許さない状況ではありますが、少し解放されたそんな気がします。
紙類、除菌用アルコール類等の供給も落ち着き始めましたね♪
しかしやはりマスク着用は必須ですよね。
最近ご来院いただく患者様の中に、お口周りの肌荒れが気になる方が数名おられました。
マスクの時期に肌が荒れてしまう原因と対策
1. 摩擦
マスクの着脱を繰り返すことによる摩擦。マスクを何度も着けたりズラしたりすると肌に摩擦が生じ、角層がはがれやすくなってバリア機能が低下します。すると肌のうるおい、水分は蒸発してしまい、ダメージを受けやすいデリケートな状態になってしまいます。
そんな時は…コットンを肌に乗せてからマスクを着用してみたり、保湿効果に優れたクリームを使用すると皮膚を保護してくれるので摩擦が軽減されます。
2. 雑菌の繁殖
呼気によってマスク内が蒸れてしまい雑菌が繁殖しやすい状態になります。すると角層の水分量は増えてしまい、過剰な湿度が角層の薄い顔の皮膚のバリア機能が低下してしまいニキビの原因菌が侵入しやすくなります。
そんな時は…通気性の良いマスクを選んだり、汗をかいたらティッシュで拭き取りが有効です。洗顔は擦らないように清潔に保つことと、保湿をしっかりとすることを心がけてください♪
3. 乾燥
マスク内は呼気(吐く息)で潤っているように思われがちですがそんなことはないんです!マスクを外すと水分は一気に蒸発して肌の水分を奪うため、肌が乾燥に傾きます。肌が乾燥すると表面のバリア機能が低下し、細菌やウイルスの侵入しやすい状態に💦
そんな時は…何より保湿のケアです。化粧水でたっぷりの水分を補い、乳液やクリーム等で水分が逃げないように。プラスこれからは紫外線量が増えダメージも増えるためUVクリームを使用した後はクレンジングや洗顔などの落とす時に注意が必要です!毛穴に詰まった汚れが落とし切れていないと、肌荒れを引き起こしてしまいます。ごしごしと肌を擦らないように、肌への負担が少ないクレンジング剤や洗顔料を選んでみてください♪