こんにちは!
エムズクリニックのななです☺️
最近は、涼しい日も多く一気に装いが秋めいてきましたね!
まだ半袖もしまっていないのにこんなに涼しくなるとは…😭
紅葉も見に行きたいですがなかなかお出かけすることもできないので素敵なフリー素材のお写真で🍁
今回は美容のお話ではなく、形成外科のお話です😺
当院は、美容皮膚科以外にも、保険適用の形成外科診療を行っております。
中でもご相談を多くいただくのが皮膚のできものです。
できものにも様々な種類がございますが、今回は『粉瘤』についてのお話をしていこうと思います🙋
粉瘤とは、皮膚腫瘍の一種でアテローム(アテローマ)とも呼ばれるものです。
ウイルス感染や外傷などのなんらかの理由で毛穴の一部が内側にめくれて袋状となり、その中に本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢、角質や皮脂がたまり徐々に成長していく疾患です。
膨らんだしこりの中央に、黒い点の開口部があるのが特徴ですが、毛根や汗腺・脂腺などにある表皮細胞が袋を作るもととなった場合は、穴を生じません。
ですから、脂肪細胞が増殖してできた良性腫瘍の脂肪腫とは全く異なるものです。
良性の腫瘍ですが、ときに化膿して真っ赤に腫れ上がったりすることがありますし、開口部に衝撃が加わり蓄積された内容物が排出された場合、不快な臭いを発します。
炎症性粉瘤(大きく腫れて炎症を起こしてしまっている状態)となってしまったものは、痛みや熱を伴うため早めに治療を行う必要があります。
また、炎症を起こしている場合には手術で取り除くことが難しい為、まずは抗生剤などの内服によって炎症を鎮めることが必要です。
粉瘤は、自然に消滅することはほとんどなく、手術で取り除くことが基本的な治療法です。放置しておくと前述のように感染の危険があるので、化膿する前に摘出することが望ましいです。
気になって触ってしまうのはNG😫
粉瘤に気づかれましたら、早めに受診することをお勧めします。
院長のブログにも様々な症例がございますので、施術方法などをご参考になさってください。
また、保険診療につきましても、完全予約制となっておりますのでご予約をされてから、マスクを着用しご来院下さいませ🙏