二重埋没後による眼瞼下垂【過去に複数回修正地獄にあっていた症例】 | 横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

CASE REPORT目元の施術事例

目の上の治療

  • 他院修正(目の上)

【 40代/女性 】二重埋没後による眼瞼下垂【過去に複数回修正地獄にあっていた症例】

眼瞼下垂とは瞼があがらない『まぶた』の状態です。二重を形成する『埋没法』を過去に行ったことで、眼瞼下垂の状態になった症例を紹介します。


担当医からのコメント

三沢 尚弘 医師


過去に『二重埋没法』を複数回受けたことがある方です。埋没法は瞼の皮膚を切ることなく二重形成を行う方法です。切らないのでダウンタイムが短く、また傷跡も目立たず二重を作ることができます。簡単に行えることから「取れたら、また行えばよい」という考えをもつ方がいますが、これは危険な考えかもしれません。なぜなら、今回のように眼瞼下垂を引き起こす場合があるからです。

過去の数回にわたる埋没法は、時間と場所を変えて多施設(一つのクリニックではなく、違うクリニック)で受ける場合が多い印象があります。

その場合、過去の埋没された糸(埋没糸)は抜糸して新たな二重ラインを作ることは少なく、前回の埋没糸を残した状態で行うことがほとんどです。

ですから、埋没の糸がまぶたの中で絡み合います。絡み合うとまぶたの中の動きが悪くなり癒着をします。その結果として眼瞼挙筋機能が低下して、眼瞼下垂を引き起こします。

施術後の経過

  • 治療前

    局所麻酔を終えたところです。切開予定線の真ん中が凹んでいるのがわかります。過去にやった埋没の糸が存在するところです。

  • 術中所見①

    隔膜という部位を切開すると眼窩脂肪が出てきます。癒着をしているので眼窩脂肪は飛び出してこないです。

  • 施術直後(開瞼)

    手術直後の状態です。麻酔や腫れの影響で目が開きづらい状態です。

  • PO1D(手術翌日)

    術後1日目が最も腫れます。術直後より患部を冷やし(保冷剤等)、3日間は安静を保っておくとダウンタイムの期間が短くなります。ただし、冷やすのは3日間(72時間)です。それ以降冷やし続けると傷のくっつきが悪くなるだけでなく、腫れが引くのも遅くなります。

  • PO1W(術後1週間)

    術後1週間で抜糸を行います。抜糸を行うと腫れはより一層引いていきます。患部に軟膏を塗るのも抜糸を行うまでです。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    個人差はありますが、このケースの場合には、術後1ヶ月で腫れはほぼ無くなりました。*通常は1〜3ヶ月の間は皮膚の浮腫みなどは認められます。

施術カテゴリー
性別 女性
年齢 40代
撮影時期 術後3ヶ月
施術ドクター 三沢 尚弘
性別 女性 年齢 40代
撮影時期 術後3ヶ月 施術ドクター 三沢 尚弘

詳しい施術内容

施術概要 他院修正(目の上)
施術費用
¥ 660,000 (税込)
合併症リスク 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など

Doctor's Profile

形成・美容外科
エムズクリニック 院長

三沢 尚弘

形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院

目元の施術事例一覧へ

目の上の治療

  • 他院修正(目の上)

【 40代/女性 】二重埋没後による眼瞼下垂【過去に複数回修正地獄にあっていた症例】

眼瞼下垂とは瞼があがらない『まぶた』の状態です。二重を形成する『埋没法』を過去に行ったことで、眼瞼下垂の状態になった症例を紹介します。


担当医からのコメント

三沢 尚弘 医師


過去に『二重埋没法』を複数回受けたことがある方です。埋没法は瞼の皮膚を切ることなく二重形成を行う方法です。切らないのでダウンタイムが短く、また傷跡も目立たず二重を作ることができます。簡単に行えることから「取れたら、また行えばよい」という考えをもつ方がいますが、これは危険な考えかもしれません。なぜなら、今回のように眼瞼下垂を引き起こす場合があるからです。

過去の数回にわたる埋没法は、時間と場所を変えて多施設(一つのクリニックではなく、違うクリニック)で受ける場合が多い印象があります。

その場合、過去の埋没された糸(埋没糸)は抜糸して新たな二重ラインを作ることは少なく、前回の埋没糸を残した状態で行うことがほとんどです。

ですから、埋没の糸がまぶたの中で絡み合います。絡み合うとまぶたの中の動きが悪くなり癒着をします。その結果として眼瞼挙筋機能が低下して、眼瞼下垂を引き起こします。

施術後の経過

  • 治療前

    局所麻酔を終えたところです。切開予定線の真ん中が凹んでいるのがわかります。過去にやった埋没の糸が存在するところです。

  • 術中所見①

    隔膜という部位を切開すると眼窩脂肪が出てきます。癒着をしているので眼窩脂肪は飛び出してこないです。

  • 施術直後(開瞼)

    手術直後の状態です。麻酔や腫れの影響で目が開きづらい状態です。

  • PO1D(手術翌日)

    術後1日目が最も腫れます。術直後より患部を冷やし(保冷剤等)、3日間は安静を保っておくとダウンタイムの期間が短くなります。ただし、冷やすのは3日間(72時間)です。それ以降冷やし続けると傷のくっつきが悪くなるだけでなく、腫れが引くのも遅くなります。

  • PO1W(術後1週間)

    術後1週間で抜糸を行います。抜糸を行うと腫れはより一層引いていきます。患部に軟膏を塗るのも抜糸を行うまでです。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    個人差はありますが、このケースの場合には、術後1ヶ月で腫れはほぼ無くなりました。*通常は1〜3ヶ月の間は皮膚の浮腫みなどは認められます。

施術カテゴリー
性別 女性
年齢 40代
撮影時期 術後3ヶ月
施術ドクター 三沢 尚弘
性別 女性 年齢 40代
撮影時期 術後3ヶ月 施術ドクター 三沢 尚弘

詳しい施術内容

施術概要 他院修正(目の上)
施術費用
¥ 660,000 (税込)
副作用リスク 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など

Doctor's Profile

形成・美容外科
エムズクリニック 院長

三沢 尚弘

形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院

目元の施術事例一覧へ

関連する基礎知識

PAGETOP