担当医からのコメント
高齢の方の眼瞼下垂症例です。完全なる閉瞼(まぶたが閉じた状態)でした。ここまで重度の方は珍しく、ほとんど右目には光が入っていない状態でした。
年齢も年齢だけに皮膚を切開して行う切開法をお勧めしましたが、どうしても「切りたくない!」という思いが強く、当院を受診されました。この方のような重度の眼瞼下垂では通常切開式による挙筋前転を行います。筋肉の萎縮や組織の癒着、腱膜の緩み、余剰皮膚など、様々な問題を解決するためには切開式が好ましく思えます。
しかしながら、今回のケースでは「切らないで」という思いが強く、それに応えるべく治療に望みました。結果としては両方ともに同じくらいの開瞼(まぶたが開き)状態となりました。重度の眼瞼下垂症においても『切らない眼瞼下垂』が有効であることが分かりました。
この方には最低1年は外来で診察していき、再びまぶたが落ちるようであれば、切開が必要ですよと同意を得ています。治療を幾度もするものではありませんが、治療に不安がある方へのファーストステップとしては良い治療法なのかなぁと再認識しました。
性別 | 女性 |
---|---|
年齢 | 70代 |
撮影時期 | 術後1ヶ月 |
施術ドクター | 三沢 尚弘 |
性別 | 女性 | 年齢 | 70代 |
---|---|---|---|
撮影時期 | 術後1ヶ月 | 施術ドクター | 三沢 尚弘 |
施術概要 | 切らない眼瞼下垂治療 |
---|---|
施術費用 | ¥
300,000 (税込)
|
合併症リスク | 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など、仕上がりの左右差 |
この施術に関する情報
形成・美容外科
エムズクリニック 院長
形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院
片側の重度眼瞼下垂症に対して『切らない眼瞼下垂症治療』を行いました。ダウンタイムも少なく、しっかりとまぶたも開くようになります。
担当医からのコメント
高齢の方の眼瞼下垂症例です。完全なる閉瞼(まぶたが閉じた状態)でした。ここまで重度の方は珍しく、ほとんど右目には光が入っていない状態でした。
年齢も年齢だけに皮膚を切開して行う切開法をお勧めしましたが、どうしても「切りたくない!」という思いが強く、当院を受診されました。この方のような重度の眼瞼下垂では通常切開式による挙筋前転を行います。筋肉の萎縮や組織の癒着、腱膜の緩み、余剰皮膚など、様々な問題を解決するためには切開式が好ましく思えます。
しかしながら、今回のケースでは「切らないで」という思いが強く、それに応えるべく治療に望みました。結果としては両方ともに同じくらいの開瞼(まぶたが開き)状態となりました。重度の眼瞼下垂症においても『切らない眼瞼下垂』が有効であることが分かりました。
この方には最低1年は外来で診察していき、再びまぶたが落ちるようであれば、切開が必要ですよと同意を得ています。治療を幾度もするものではありませんが、治療に不安がある方へのファーストステップとしては良い治療法なのかなぁと再認識しました。
性別 | 女性 |
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年齢 | 70代 |
撮影時期 | 術後1ヶ月 |
施術ドクター | 三沢 尚弘 |
性別 | 女性 | 年齢 | 70代 |
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撮影時期 | 術後1ヶ月 | 施術ドクター | 三沢 尚弘 |
施術概要 | 切らない眼瞼下垂治療 |
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施術費用 | ¥
300,000 (税込)
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副作用リスク | 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など、仕上がりの左右差 |
この施術に関する情報
形成・美容外科
エムズクリニック 院長
形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院
片側の重度眼瞼下垂症に対して『切らない眼瞼下垂症治療』を行いました。ダウンタイムも少なく、しっかりとまぶたも開くようになります。