担当医からのコメント
長年、眼瞼下垂症状の状態をしているとおデコの筋肉を使って目を開けようとします。これを代償と言います。ご自身の力(眼瞼挙筋、ミューラー筋)ではまぶたを上げられないのでおでこの筋肉(前頭筋)を使ってなんとか目を開けようとします。
もうこの時点で眼瞼下垂症(中等度)になります。この代償機構は眼瞼下垂症手術を行なったとしても残る場合があります。これは一種の癖です。悪しき習慣はなかなかやめられません。
このケースでも手術が終わって眼瞼挙筋機能が回復したにも関わらず、おでこに皺が寄っていました。それに伴い、二重まぶたの幅が変わっていました。左まぶたです。
このように上に(おでこ側)に引っ張られるのは良くないです。ですから、術後にボツリヌス菌毒素注射を行いました。二重まぶたはほぼ同じです。また、おでこもピカピカです。トップのお写真(正面)をご覧ください。眉毛の位置が全然違います。術前ではおでこの緊張が強いためにそれに伴い眉毛が上がっているからです。
性別 | 女性 |
---|---|
年齢 | 50代 |
撮影時期 | 術後1ヶ月 |
施術ドクター | 三沢 尚弘 |
性別 | 女性 | 年齢 | 50代 |
---|---|---|---|
撮影時期 | 術後1ヶ月 | 施術ドクター | 三沢 尚弘 |
施術概要 | 眼瞼下垂症手術(切開式)挙筋前転 |
---|---|
施術費用 | ¥
550,000 (税込)
|
合併症リスク | 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など、仕上がりの左右差 |
この施術に関する情報
形成・美容外科
エムズクリニック 院長
形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院
眼瞼下垂症治療後にボツリヌス菌毒素注射を行う必要があるケースがあります。どうして必要なのか?今回は症例を提示しながら説明したいと思います。
担当医からのコメント
長年、眼瞼下垂症状の状態をしているとおデコの筋肉を使って目を開けようとします。これを代償と言います。ご自身の力(眼瞼挙筋、ミューラー筋)ではまぶたを上げられないのでおでこの筋肉(前頭筋)を使ってなんとか目を開けようとします。
もうこの時点で眼瞼下垂症(中等度)になります。この代償機構は眼瞼下垂症手術を行なったとしても残る場合があります。これは一種の癖です。悪しき習慣はなかなかやめられません。
このケースでも手術が終わって眼瞼挙筋機能が回復したにも関わらず、おでこに皺が寄っていました。それに伴い、二重まぶたの幅が変わっていました。左まぶたです。
このように上に(おでこ側)に引っ張られるのは良くないです。ですから、術後にボツリヌス菌毒素注射を行いました。二重まぶたはほぼ同じです。また、おでこもピカピカです。トップのお写真(正面)をご覧ください。眉毛の位置が全然違います。術前ではおでこの緊張が強いためにそれに伴い眉毛が上がっているからです。
性別 | 女性 |
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年齢 | 50代 |
撮影時期 | 術後1ヶ月 |
施術ドクター | 三沢 尚弘 |
性別 | 女性 | 年齢 | 50代 |
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撮影時期 | 術後1ヶ月 | 施術ドクター | 三沢 尚弘 |
施術概要 | 眼瞼下垂症手術(切開式)挙筋前転 |
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施術費用 | ¥
550,000 (税込)
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副作用リスク | 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など、仕上がりの左右差 |
この施術に関する情報
形成・美容外科
エムズクリニック 院長
形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院
眼瞼下垂症治療後にボツリヌス菌毒素注射を行う必要があるケースがあります。どうして必要なのか?今回は症例を提示しながら説明したいと思います。