秋も深まってきました。。。
先日、仙台に、
数年ぶりの基礎学術集会でした。
基礎なので研究などの発表が多い学会、
様々な分野の先生方の発表を聞いて、、
とくに、前立腺癌手術の歴史的変遷を興味深く拝聴しました。
〜前立腺全摘術〜
前立腺癌は泌尿器系のガンです。近年、罹患率が増加しているガンです。そのガンを根治する手術:前立腺癌手術は、大変難しい手術です(外科研修中に泌尿器科で助手を行った時のことを思い出します。出血量が多く視野が確保できない、そんな苦い思いのある手術)。現在では、ロボット手術であるダヴィンチ手術によって手術時間の短縮、合併症の低下など大いに進歩しています。
前立腺癌手術は、ガンを根治することは勿論のこと、術後の機能:排尿や勃起など男性としてのQOLを維持させることが重要・・・、
そんな分野で長年研究されてきた先生がプレゼンの中で引用していた言葉↓
“You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.”
私も大好きなスティーブ・ジョブズの言葉です。
常に一期一会の気持ちが重要ですね。
先日頂き物をしました。
M’sに定期的にご来院していただいている方より、
マルタ海峡で有名なマルタのお土産です。
お心遣い誠にありがとうございます。
さて、
本日ご紹介するのは、
先天性眼瞼下垂症手術に関してです。先天性の場合、通常の挙筋前転や挙筋群(腱膜、Muller筋一体として)前転では改善が見込めない場合が多く、その場合筋膜移植を行うことがあります。当院では側頭筋膜移植を行います。
先天性眼瞼下垂症の原因と手術事例 側頭筋筋膜移植