担当医からのコメント
目の下のクマ・たるみは、眼窩脂肪の突出が主な原因です。もともと眼窩脂肪が多い人(とくに眼球が大きい人は必然的に多眼窩脂肪が多い)や年齢ともに眼窩周囲の組織(皮膚、筋肉、靭帯など)が弱くなることで眼窩脂肪が出てきやすい状態(これをヘルニアと言います。)で目の下のクマやたるみが目立つのです。
目の下は膨らみの原因である眼窩脂肪が出てくるとその下が凹んだような線が出現します。下記のような線↓
この線をTear Trough Deformityと読んだりゴルゴ線と呼ばれるものとなります。この線は実は解剖学的境界線とも言えるものです。これはOrbital Retainng Ligament(ORL:眼窩頬部靭帯)と呼ばれる靭帯が皮膚の下から頬の骨にくっついている繊維性結合組織(簡単に言えばツッパリです。)なのですが、この上にある眼窩脂肪が年齢とともに飛び出てくると脂肪はORL(眼窩頬部靭帯)に乗っかるような感じになるのです。ちょうど下図↓のような状態となります。
当院で行う裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術)では、眼窩隔膜を破らないように隔膜の前面を丁寧に剥離し、Orbital Retaining Ligamentを切離します。Arcus Marginalisと呼ばれる眼窩隔膜が眼窩に付着したところを切離し、眼窩隔膜-眼窩脂肪一体型で頬骨骨膜に内固定を行います。
これに関してはまた別の機会に詳しくご説明したいと思います。
性別 | 女性 |
---|---|
年齢 | 30代 |
撮影時期 | 術後3ヶ月 |
施術ドクター | 三沢 尚弘 |
性別 | 女性 | 年齢 | 30代 |
---|---|---|---|
撮影時期 | 術後3ヶ月 | 施術ドクター | 三沢 尚弘 |
施術概要 | 裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術) |
---|---|
施術費用 | ¥
550,000 (税込)
|
合併症リスク | 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など、下眼瞼外反症、睫毛内反症、目の下のつっぱり感、仕上がりの左右差 |
この施術に関する情報
形成・美容外科
エムズクリニック 院長
形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院
目の下の『ハの字』変形はゴルゴ線と呼ばれるものです。これは目の下の膨らみ=眼窩脂肪がOrbital Retainng Ligament(ORL:眼窩頬部靭帯)の上に乗っかることで形成される線です。
担当医からのコメント
目の下のクマ・たるみは、眼窩脂肪の突出が主な原因です。もともと眼窩脂肪が多い人(とくに眼球が大きい人は必然的に多眼窩脂肪が多い)や年齢ともに眼窩周囲の組織(皮膚、筋肉、靭帯など)が弱くなることで眼窩脂肪が出てきやすい状態(これをヘルニアと言います。)で目の下のクマやたるみが目立つのです。
目の下は膨らみの原因である眼窩脂肪が出てくるとその下が凹んだような線が出現します。下記のような線↓
この線をTear Trough Deformityと読んだりゴルゴ線と呼ばれるものとなります。この線は実は解剖学的境界線とも言えるものです。これはOrbital Retainng Ligament(ORL:眼窩頬部靭帯)と呼ばれる靭帯が皮膚の下から頬の骨にくっついている繊維性結合組織(簡単に言えばツッパリです。)なのですが、この上にある眼窩脂肪が年齢とともに飛び出てくると脂肪はORL(眼窩頬部靭帯)に乗っかるような感じになるのです。ちょうど下図↓のような状態となります。
当院で行う裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術)では、眼窩隔膜を破らないように隔膜の前面を丁寧に剥離し、Orbital Retaining Ligamentを切離します。Arcus Marginalisと呼ばれる眼窩隔膜が眼窩に付着したところを切離し、眼窩隔膜-眼窩脂肪一体型で頬骨骨膜に内固定を行います。
これに関してはまた別の機会に詳しくご説明したいと思います。
性別 | 女性 |
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年齢 | 30代 |
撮影時期 | 術後3ヶ月 |
施術ドクター | 三沢 尚弘 |
性別 | 女性 | 年齢 | 30代 |
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撮影時期 | 術後3ヶ月 | 施術ドクター | 三沢 尚弘 |
施術概要 | 裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術) |
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施術費用 | ¥
550,000 (税込)
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副作用リスク | 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など、下眼瞼外反症、睫毛内反症、目の下のつっぱり感、仕上がりの左右差 |
この施術に関する情報
形成・美容外科
エムズクリニック 院長
形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院
目の下の『ハの字』変形はゴルゴ線と呼ばれるものです。これは目の下の膨らみ=眼窩脂肪がOrbital Retainng Ligament(ORL:眼窩頬部靭帯)の上に乗っかることで形成される線です。