【目の下の『ハの字』変形・ゴルゴ線】裏ハムラ法で膨らみを改善 | 横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

CASE REPORT目元の施術事例

目の下の治療

  • 裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術)

【 30代/女性 】【目の下の『ハの字』変形・ゴルゴ線】裏ハムラ法で膨らみを改善

目の下の『ハの字』変形はゴルゴ線と呼ばれるものです。これは目の下の膨らみ=眼窩脂肪がOrbital Retainng Ligament(ORL:眼窩頬部靭帯)の上に乗っかることで形成される線です。


担当医からのコメント

三沢 尚弘 医師


目の下のクマ・たるみは、眼窩脂肪の突出が主な原因です。もともと眼窩脂肪が多い人(とくに眼球が大きい人は必然的に多眼窩脂肪が多い)や年齢ともに眼窩周囲の組織(皮膚、筋肉、靭帯など)が弱くなることで眼窩脂肪が出てきやすい状態(これをヘルニアと言います。)で目の下のクマやたるみが目立つのです。

目の下は膨らみの原因である眼窩脂肪が出てくるとその下が凹んだような線が出現します。下記のような線↓

この線をTear Trough Deformityと読んだりゴルゴ線と呼ばれるものとなります。この線は実は解剖学的境界線とも言えるものです。これはOrbital Retainng Ligament(ORL:眼窩頬部靭帯)と呼ばれる靭帯が皮膚の下から頬の骨にくっついている繊維性結合組織(簡単に言えばツッパリです。)なのですが、この上にある眼窩脂肪が年齢とともに飛び出てくると脂肪はORL(眼窩頬部靭帯)に乗っかるような感じになるのです。ちょうど下図↓のような状態となります。

当院で行う裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術)では、眼窩隔膜を破らないように隔膜の前面を丁寧に剥離し、Orbital Retaining Ligamentを切離します。Arcus Marginalisと呼ばれる眼窩隔膜が眼窩に付着したところを切離し、眼窩隔膜-眼窩脂肪一体型で頬骨骨膜に内固定を行います。

これに関してはまた別の機会に詳しくご説明したいと思います。

 

施術後の経過

  • 施術直後(開瞼)

    術直後から内出血が認めます。これは局所麻酔を注射した部位の出血斑です。

  • 施術直後(開瞼)

    膨らみは完全になくなりました。

  • PO1D(手術翌日)

    目の下は腫れますので、しっかりと患部を冷却(クーリング)するように努めてください。

  • PO1D(手術翌日)

    この内出血は局所麻酔の針の刺入によってできたものです。

  • PO1W(術後1週間)

    術後1週間目にはほぼ完全に内出血斑はなくなっています。

  • PO1W(術後1週間)

    上を見たときも眼窩脂肪の突出は認めません。

施術カテゴリー
性別 女性
年齢 30代
撮影時期 術後3ヶ月
施術ドクター 三沢 尚弘
性別 女性 年齢 30代
撮影時期 術後3ヶ月 施術ドクター 三沢 尚弘

詳しい施術内容

施術概要 裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術)
施術費用
¥ 550,000 (税込)
合併症リスク 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など、下眼瞼外反症、睫毛内反症、目の下のつっぱり感、仕上がりの左右差

Doctor's Profile

形成・美容外科
エムズクリニック 院長

三沢 尚弘

形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院

目元の施術事例一覧へ

目の下の治療

  • 裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術)

【 30代/女性 】【目の下の『ハの字』変形・ゴルゴ線】裏ハムラ法で膨らみを改善

目の下の『ハの字』変形はゴルゴ線と呼ばれるものです。これは目の下の膨らみ=眼窩脂肪がOrbital Retainng Ligament(ORL:眼窩頬部靭帯)の上に乗っかることで形成される線です。


担当医からのコメント

三沢 尚弘 医師


目の下のクマ・たるみは、眼窩脂肪の突出が主な原因です。もともと眼窩脂肪が多い人(とくに眼球が大きい人は必然的に多眼窩脂肪が多い)や年齢ともに眼窩周囲の組織(皮膚、筋肉、靭帯など)が弱くなることで眼窩脂肪が出てきやすい状態(これをヘルニアと言います。)で目の下のクマやたるみが目立つのです。

目の下は膨らみの原因である眼窩脂肪が出てくるとその下が凹んだような線が出現します。下記のような線↓

この線をTear Trough Deformityと読んだりゴルゴ線と呼ばれるものとなります。この線は実は解剖学的境界線とも言えるものです。これはOrbital Retainng Ligament(ORL:眼窩頬部靭帯)と呼ばれる靭帯が皮膚の下から頬の骨にくっついている繊維性結合組織(簡単に言えばツッパリです。)なのですが、この上にある眼窩脂肪が年齢とともに飛び出てくると脂肪はORL(眼窩頬部靭帯)に乗っかるような感じになるのです。ちょうど下図↓のような状態となります。

当院で行う裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術)では、眼窩隔膜を破らないように隔膜の前面を丁寧に剥離し、Orbital Retaining Ligamentを切離します。Arcus Marginalisと呼ばれる眼窩隔膜が眼窩に付着したところを切離し、眼窩隔膜-眼窩脂肪一体型で頬骨骨膜に内固定を行います。

これに関してはまた別の機会に詳しくご説明したいと思います。

 

施術後の経過

  • 施術直後(開瞼)

    術直後から内出血が認めます。これは局所麻酔を注射した部位の出血斑です。

  • 施術直後(開瞼)

    膨らみは完全になくなりました。

  • PO1D(手術翌日)

    目の下は腫れますので、しっかりと患部を冷却(クーリング)するように努めてください。

  • PO1D(手術翌日)

    この内出血は局所麻酔の針の刺入によってできたものです。

  • PO1W(術後1週間)

    術後1週間目にはほぼ完全に内出血斑はなくなっています。

  • PO1W(術後1週間)

    上を見たときも眼窩脂肪の突出は認めません。

施術カテゴリー
性別 女性
年齢 30代
撮影時期 術後3ヶ月
施術ドクター 三沢 尚弘
性別 女性 年齢 30代
撮影時期 術後3ヶ月 施術ドクター 三沢 尚弘

詳しい施術内容

施術概要 裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術)
施術費用
¥ 550,000 (税込)
副作用リスク 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など、下眼瞼外反症、睫毛内反症、目の下のつっぱり感、仕上がりの左右差

Information

この施術に関する情報

Doctor's Profile

形成・美容外科
エムズクリニック 院長

三沢 尚弘

形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院

目元の施術事例一覧へ

関連する基礎知識

PAGETOP