裏留め(切らない二重埋没法)の他院修正 | 横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

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CASE REPORT目元の施術事例

目の上の治療

  • 他院修正(目の上)

【 10代/女性 】裏留め(切らない二重埋没法)の他院修正

今回は、裏留め(切らない二重埋没法)後の二重修正術をご紹介します。

―その前に二重埋没法に関して―

二重埋没法とはのみで皮膚に切開を加えることなく、その糸を皮下に埋没させて二重形成を行う方法をいいます。

上図のように糸をループ状に通し、糸を結び最後に糸玉(結び目)を皮下に落とし込みます。

 

その糸玉を表の皮膚側に落とし込む方法が主流なのですが、最近ではまぶたの裏側である結膜側に結び目を落とし込む方法:裏留めという方法があります。

表留めに対して裏留め、それぞれ一長一短があるかと思いますが、今回は裏留め法の後に眼瞼下垂を起こした症例をご紹介したいと思います。

 


担当医からのコメント

三沢 尚弘 医師


切らない二重埋没法の正体は、埋没の糸を結膜側に落とし込むことです。今回は裏留め法の術後に眼瞼下垂になった症例をご紹介しました。眼瞼下垂の重症度は中度です。頭痛や夕方の開瞼不良なども認めていました。周りからも『なんか、眠そうね・・・』と言われていたようです。

手術所見では、糸は複雑に絡み合い皮膚から結膜までをループするように存在しました。その結果、眼瞼挙筋腱膜、ミュラー筋などの挙筋能を低下させて、眼瞼下垂症状を引き起こしていました。術直後より目の開きが断然良くなったと本人も自覚されました。

術後、症状は改善され、『眠そうな目』もなくなり、両親からも「やって良かったね」と言われてご本人も大変満足する結果でした。

施術後の経過

  • 術中所見①

    皮膚側から切開を行いました。上図は皮膚側にループされた糸のようです。

  • 術中所見②

    ミューラー筋と結膜の間を剥離すると結膜側に通された糸を見つけました。糸は複雑に絡み合い皮膚から結膜までをループするように存在しました。

  • 施術直後(開瞼)

    術直後より『目の開きが良くなった!』と、実感。

  • 施術直後(閉瞼)

    術後の腫れは翌日最も腫れ上がります。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    上を見た時もしっかりと挙筋能は回復し、スムーズに上を見ることができます。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    伏せ目にした時に切開線がまだ見えますが、6ヶ月〜1年でシワのように目立たなくなります。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    目を大きく開いた状態です。過開瞼にもなっていません。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    目を閉じた状態です。術後1ヶ月なのでまだ切開した部位の赤みや凹凸などはわかります。

施術カテゴリー
性別 女性
年齢 10代
撮影時期 術後1ヶ月
施術ドクター 三沢 尚弘
性別 女性 年齢 10代
撮影時期 術後1ヶ月 施術ドクター 三沢 尚弘

詳しい施術内容

施術概要 他院修正(目の上)
施術費用
¥ 660,000 (税込)
合併症リスク 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など

Doctor's Profile

形成・美容外科
エムズクリニック 院長

三沢 尚弘

形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院

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目の上の治療

  • 他院修正(目の上)

【 10代/女性 】裏留め(切らない二重埋没法)の他院修正

今回は、裏留め(切らない二重埋没法)後の二重修正術をご紹介します。

―その前に二重埋没法に関して―

二重埋没法とはのみで皮膚に切開を加えることなく、その糸を皮下に埋没させて二重形成を行う方法をいいます。

上図のように糸をループ状に通し、糸を結び最後に糸玉(結び目)を皮下に落とし込みます。

 

その糸玉を表の皮膚側に落とし込む方法が主流なのですが、最近ではまぶたの裏側である結膜側に結び目を落とし込む方法:裏留めという方法があります。

表留めに対して裏留め、それぞれ一長一短があるかと思いますが、今回は裏留め法の後に眼瞼下垂を起こした症例をご紹介したいと思います。

 


担当医からのコメント

三沢 尚弘 医師


切らない二重埋没法の正体は、埋没の糸を結膜側に落とし込むことです。今回は裏留め法の術後に眼瞼下垂になった症例をご紹介しました。眼瞼下垂の重症度は中度です。頭痛や夕方の開瞼不良なども認めていました。周りからも『なんか、眠そうね・・・』と言われていたようです。

手術所見では、糸は複雑に絡み合い皮膚から結膜までをループするように存在しました。その結果、眼瞼挙筋腱膜、ミュラー筋などの挙筋能を低下させて、眼瞼下垂症状を引き起こしていました。術直後より目の開きが断然良くなったと本人も自覚されました。

術後、症状は改善され、『眠そうな目』もなくなり、両親からも「やって良かったね」と言われてご本人も大変満足する結果でした。

施術後の経過

  • 術中所見①

    皮膚側から切開を行いました。上図は皮膚側にループされた糸のようです。

  • 術中所見②

    ミューラー筋と結膜の間を剥離すると結膜側に通された糸を見つけました。糸は複雑に絡み合い皮膚から結膜までをループするように存在しました。

  • 施術直後(開瞼)

    術直後より『目の開きが良くなった!』と、実感。

  • 施術直後(閉瞼)

    術後の腫れは翌日最も腫れ上がります。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    上を見た時もしっかりと挙筋能は回復し、スムーズに上を見ることができます。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    伏せ目にした時に切開線がまだ見えますが、6ヶ月〜1年でシワのように目立たなくなります。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    目を大きく開いた状態です。過開瞼にもなっていません。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    目を閉じた状態です。術後1ヶ月なのでまだ切開した部位の赤みや凹凸などはわかります。

施術カテゴリー
性別 女性
年齢 10代
撮影時期 術後1ヶ月
施術ドクター 三沢 尚弘
性別 女性 年齢 10代
撮影時期 術後1ヶ月 施術ドクター 三沢 尚弘

詳しい施術内容

施術概要 他院修正(目の上)
施術費用
¥ 660,000 (税込)
副作用リスク 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、その他再発など

Doctor's Profile

形成・美容外科
エムズクリニック 院長

三沢 尚弘

形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院

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