二重幅を狭くする他院修正 ダウンタイム・経過 | 横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

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CASE REPORT目元の施術事例

目の上の治療

  • 他院修正(目の上)

【 30代/女性 】二重幅を狭くする他院修正 ダウンタイム・経過

幅広の二重を狭くした方をご紹介します。幅広い二重を幅の狭いものする場合には、幅の狭い二重を幅広くするよりもグッと難易度の高くなる修正となります。今回の方は、幅広の二重は4.5mmありました。


担当医からのコメント

三沢 尚弘 医師


他院で行った二重切開形成は睫毛から10mmのところで皮膚切開が行われていました。その結果、『見かけの二重幅』=目を開けたときに見える二重幅は4.5mmと広い状態でした。下図に示すように理想の二重幅は3mm以内が望ましいと考えております。

二重幅が広くなると目が大きく見える?というのは確かにそうなのかもしれませんが、その場合には角膜=黒目が正常でないいけません。眼瞼下垂症の方の目をご覧になればわかりますが、二重幅が広くなっています。これは正常にまぶたを上げることができないので『見かけの二重幅』が広く見えているだけ・・・、実際は整容的にバランスが取れた状態とは言えません。見かけの二重幅を広くしすぎると、腱膜の付着位置が生理的ではないので眼瞼下垂を引き起こすことがあります。*それは埋没式二重の術後でよくみられます。

今回は、幅広の二重を→幅狭にしました。二重形成術で最も難易度が高い術式かと思います。予定外重瞼線や三重瞼の防止をしながら二重線を下げることが必要です。

目元の治療を専門にしている者にとってはチャレンジングな治療の一つといえるので、今回のように上手くいった場合には患者さんにも喜ばれて大変嬉しく思います。

施術後の経過

  • 治療前

    他院の二重切開のラインは、睫毛(まつ毛)から眉毛側に10mmのところを設定していました。10mmの切開線では当然幅広の二重のラインとなります。

  • 治療前

    その3mm睫毛側に新しい二重のラインとなるように設定しました。

  • 術中所見①

    癒着を剥離します。幅広の二重のライン(まつ毛から10mm)を完全に消すにはラインのところに癒着してる組織を取り外す必要があります。

  • 術中所見②

    癒着を完全に取り外した状態です。この状態がリセットされた(=二重を作る元の状態)状態となります。

  • 施術直後(開瞼)

    予定外重瞼線が出ないように、今回は吊り上げ固定を行いました。*吊り上げ固定を行わない場合もあります。

  • 施術直後(閉瞼)

    麻酔の影響等で、術後2時間程度は目が閉じにくいです。

  • PO1D(手術翌日)

    吊り上げ固定は、術後1週間行います。

  • PO1W(術後1週間)

    全ての抜糸を行います。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    ほぼ腫れは無くなりました。

  • PO3M(術後3ヶ月)

    切開した部位の皮膚の硬さや感覚障害(アイメイクをしても鈍い感じなど)が起きた場合には、6ヶ月〜1年で改善します。

施術カテゴリー
性別 女性
年齢 30代
撮影時期 術後3ヶ月
施術ドクター 三沢 尚弘
性別 女性 年齢 30代
撮影時期 術後3ヶ月 施術ドクター 三沢 尚弘

詳しい施術内容

施術概要 他院修正(目の上)
施術費用
¥ 715,000〜 (税込)
合併症リスク 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、仕上がりの左右差、予定外重瞼固定線、三重瞼

Doctor's Profile

形成・美容外科
エムズクリニック 院長

三沢 尚弘

形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院

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目の上の治療

  • 他院修正(目の上)

【 30代/女性 】二重幅を狭くする他院修正 ダウンタイム・経過

幅広の二重を狭くした方をご紹介します。幅広い二重を幅の狭いものする場合には、幅の狭い二重を幅広くするよりもグッと難易度の高くなる修正となります。今回の方は、幅広の二重は4.5mmありました。


担当医からのコメント

三沢 尚弘 医師


他院で行った二重切開形成は睫毛から10mmのところで皮膚切開が行われていました。その結果、『見かけの二重幅』=目を開けたときに見える二重幅は4.5mmと広い状態でした。下図に示すように理想の二重幅は3mm以内が望ましいと考えております。

二重幅が広くなると目が大きく見える?というのは確かにそうなのかもしれませんが、その場合には角膜=黒目が正常でないいけません。眼瞼下垂症の方の目をご覧になればわかりますが、二重幅が広くなっています。これは正常にまぶたを上げることができないので『見かけの二重幅』が広く見えているだけ・・・、実際は整容的にバランスが取れた状態とは言えません。見かけの二重幅を広くしすぎると、腱膜の付着位置が生理的ではないので眼瞼下垂を引き起こすことがあります。*それは埋没式二重の術後でよくみられます。

今回は、幅広の二重を→幅狭にしました。二重形成術で最も難易度が高い術式かと思います。予定外重瞼線や三重瞼の防止をしながら二重線を下げることが必要です。

目元の治療を専門にしている者にとってはチャレンジングな治療の一つといえるので、今回のように上手くいった場合には患者さんにも喜ばれて大変嬉しく思います。

施術後の経過

  • 治療前

    他院の二重切開のラインは、睫毛(まつ毛)から眉毛側に10mmのところを設定していました。10mmの切開線では当然幅広の二重のラインとなります。

  • 治療前

    その3mm睫毛側に新しい二重のラインとなるように設定しました。

  • 術中所見①

    癒着を剥離します。幅広の二重のライン(まつ毛から10mm)を完全に消すにはラインのところに癒着してる組織を取り外す必要があります。

  • 術中所見②

    癒着を完全に取り外した状態です。この状態がリセットされた(=二重を作る元の状態)状態となります。

  • 施術直後(開瞼)

    予定外重瞼線が出ないように、今回は吊り上げ固定を行いました。*吊り上げ固定を行わない場合もあります。

  • 施術直後(閉瞼)

    麻酔の影響等で、術後2時間程度は目が閉じにくいです。

  • PO1D(手術翌日)

    吊り上げ固定は、術後1週間行います。

  • PO1W(術後1週間)

    全ての抜糸を行います。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    ほぼ腫れは無くなりました。

  • PO3M(術後3ヶ月)

    切開した部位の皮膚の硬さや感覚障害(アイメイクをしても鈍い感じなど)が起きた場合には、6ヶ月〜1年で改善します。

施術カテゴリー
性別 女性
年齢 30代
撮影時期 術後3ヶ月
施術ドクター 三沢 尚弘
性別 女性 年齢 30代
撮影時期 術後3ヶ月 施術ドクター 三沢 尚弘

詳しい施術内容

施術概要 他院修正(目の上)
施術費用
¥ 715,000〜 (税込)
副作用リスク 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、仕上がりの左右差、予定外重瞼固定線、三重瞼

Doctor's Profile

形成・美容外科
エムズクリニック 院長

三沢 尚弘

形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院

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