


治療前に検査は行います。超音波でも脂肪腫は診断できますが、今回のように巨大な場合には筋肉や血管との関係性を術前に知っておく必要があるためMRIを撮影します。
一部筋肉に接して食い込んでいるような所見を認めました。
この施術に関して
脂肪腫摘出は多くの方より依頼を受けます。前回紹介した↑の脂肪腫よりも大きな脂肪腫でした!腋の下に大きく存在したので、最初来院されたときは脇に何かを抱えているのか?と思うくらいでした。ゴルフをするのにやり難い(それも当然です。脇に子供の頭を抱えているような感じなので思ったようにバックスイングはできないはずです!)ということで摘出を希望されました。術後、–『取ってよかった!』–とゴルフに行ってスイングが快調だそうです!
術後の経過
治療前

術中所見①

術中所見②

術中所見③

標本

術後1ヶ月

術後3ヶ月

この施術に関する基礎知識
筆者のご紹介
形成・美容外科 エムズクリニック 院長三沢 尚弘
資格
- 日本形成外科学会形成外科専門医
- 日本救急医学会救急科専門医
- 日本抗加齢医学会専門医
- 米国医師国家試験合格
- 日本医師会スポーツ認定医
- 厚生労働省認定臨床研修指導医
- AHA BLS/ACLS Provider
- AAP NRP Provider
所属学会
- 日本形成外科学会正会員
- 日本皮膚科学会正会員
- 日本美容外科学会正会員
- 日本救急医学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本美容医療協会
- 日本臨床毛髪学会
- 見た目のアンチエイジング研究会
巨大な脂肪腫をまたまた取りました。
前回は↓でしたが、それを超える大きさでした!