【乳頭の先端が出る美しい乳房へ】陥没乳頭形成術に準じた治療

今回紹介するケースは乳頭先端の凹みがあるタイプでいわゆる典型的な陥没乳頭ではありません。現在及び将来的な機能障害＝授乳障害を起こす心配はありませんが、乳頭先端部を出したいということで陥没乳頭形成術の術式に準じた治療を行いました。

乳頭は乳管が先端部に集束して開口したものです。乳管同士が癒着して相対的に乳管が短くなった状態が陥没乳頭です。今回紹介するケースは凹んではおらず、乳頭先端部が折れ込んでいるだけです。見た目としての『乳房』は、乳腺の大きさや形だけではなく、その乳房（マウンド）の真ん中に位置する乳輪、乳頭の大きさや高さなどの微妙なバランスが整うことが重要です。

乳房自体が大きくて形が良くてもその先端（Tip）の乳頭が凹んでいると張り出した乳房の主張度というか積極度が損なわれてしまいます。乳頭の先端が出てること自体が美しい乳房のTips（秘訣）だと思います。