Before/施術前
After/施術後

この施術に関して
「皮弁法(ひべんほう)」とは、形成外科で行われる特別な方法です。
今回のように目の際にできた大きなホクロ(直径約1cm)を取ると、1cmの穴が開いてしまうのはお分かりかと思います。その穴を単純に閉鎖するとどうなるでしょう?目の際をつまんでみれば分かるかと思います。目が開きにくいかと思います・・・。
この場合にホクロを単純切除して単純縫合をすると開瞼障害と言って目の開きにくさが出ます。
ですから、こういった合併症を予防するためにも今回のような部位では皮弁法という方法を用いるのです。
そのほか、植皮という方法もあります。皮膚移植のことです。どこか別の部位からもってきた皮膚を移植して組織欠損部位を覆う方法です。
皮膚移植でも良いのですが、最終的な整容性求めるのであれば皮弁法の方が勝ります。
なぜなら、皮弁法とは、 最初から血流がある状態で移動させるため、厚みのある組織(脂肪や筋肉)も運ぶことができ、治りが確実で見た目もきれいに仕上がりやすいのが特徴だからです。
術後の経過
治療前
目の下にある皮膚割線と呼ばれるシワをマーキング
手術直後
ホクロを切除した後にVY法と呼ばれる方法で皮弁作成を行い傷を覆いました。
術後1週間
術後1週間で抜糸を行います。
術後1ヶ月
術後1ヶ月、傷跡の赤みがあるピークなのがこの時期です。
術後2ヶ月
傷の赤みはこのように無くなってきます。
術後3ヶ月
この頃になってくると傷跡はほぼわからなくなります。




目の際にできた大きなホクロ。今回は皮弁法という形成外科で行われる特殊な技法によってホクロを取った部分の再建手術を行いました。