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この施術に関して
この方の場合、蒙古襞があること、過去の内反症手術のため癒着があるのか挙筋機能が落ちていること、眼窩脂肪などの脂肪が多い、皮膚のたるみがあるなど、多くの要素をバランスを見ながら手術中に改善していく必要がありました。手術後の経過も良く、何よりも海外から来て手術を受けていただき嬉しい限りです!
過去(幼少期)に睫毛内反症(逆さまつげ)で手術歴があります。
今回、目頭形成と上まぶたのたるみ取りとを同時に行いました。
目頭切開(詳細)・・・控えめなZ形成
*希望する二重幅を行うには目頭がの蒙古襞が障害となっていたので蒙古壁切除を行う必要がありました。
上まぶたのたるみ取り(詳細)・・・皮膚切除、挙筋前転術、眼窩脂肪およびROOF切除
*手術後1ヶ月してお手紙をいただきました。
詳しくは↓
術後の経過
デザイン
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術中所見
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術直後(目を開けた時)
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術直後(目を閉じた時)
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術後1日目
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術後1週間
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術後2週間
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施術カテゴリー
詳しい施術内容
施術の説明:
施術のリスク:
施術費用:両目 ¥200,000(税別)
施術の説明:
施術のリスク:
施術費用:両目 ¥350,000(税別)+挙筋前転¥150,000(税別) +脂肪除去 ¥100,000(税別)
今回、ご紹介する方は海外ベルギー(欧州)で当院を見つけて頂いてご来院された方です。
幼少期に逆さまつ毛の手術歴があり、加齢とともに上まぶたのたるみと挙筋機能の低下、上まぶたの脂肪群(眼窩脂肪、ROOF)が多いため目が重く感じてきており、また目元をスッキリしたいという要望がありました。
したがって、上まぶたのたるみ取りと目頭切開を同時に行いました。
現在お住いのベルギーで手術を検討して、地元の上まぶたを形成を専門に行うベルギーのDr.に相談したようです。
ですが、『あなたの目は難しい・・・』、アジア人の手術経験がないことなどの理由からお断りをされたようです。
欧州、欧米で行われている上まぶた形成=Blepharoplastyと言います。
白人系の人種ではコラーゲン構築が緩いので加齢とともに垂れてきます。その場合、必ずしも眼瞼下垂ではありません。皮膚のたるみが多いために起こっている視野障害なので偽性眼瞼下垂ともいえます。日本およびアジア人にも同様な方がいますが、その場合には眉下リフト(当院では上眼瞼リフト)を行います。
欧米で行われるBlepharoplastyは、基本的に加齢性変化に伴う皮膚弛緩(皮膚のたるみ)なので、皮膚、眼輪筋の切除だけを行うことが多いようです。それがほぼメインなので下垂症状を伴う場合や二重形成が必要な場合では欧米・欧州のDr.で経験など少なければやりたがらないのは当然ですし、それが賢明だと思われます。
白人系の上まぶたとアジア人の上まぶたの形状は異なっています。この違いを加味して手術を行う必要があります。当然二重のでき方も違います。二重の幅、食い込み、動きが自然or不自然などを考慮した二重形成はやはりアジア特に日本や韓国のDr.の方がより患者さんの要望に即した手術に精通しています。
*また、別の機会に欧米系 v.s. アジア系の上まぶたの構造の違いを述べたいと思います。