

















この施術に関して
この方は、アトピー性皮膚炎があり、目をこするクセがあります。一重プラス目をこすることで刺激が加わって「まぶたが厚く、全体的に目が重い」状態でした。施術前デザインは10代と若い方なので皮膚切除は最小限に。でも、アトピーでシワになった部分は二重のラインが乱れるのを防ぐために取りました。一重は『隠れ眼瞼下垂』とも言われていますので、今回は眼瞼下垂症手術の手法を取り入れて挙筋前転固定を負荷しています。眼輪筋切除は行っておりません。
一重と二重の違いが下記のようになります。
一重の方の目が『重い』と表現される理由として、脂肪が関係しています。目の周りの脂肪は部位によって名称が異なります。一重の方は、二重の方よりも相対的に脂肪が多い傾向がります。また、その他にも上記の挙筋腱膜という位置が低いのでまぶたは黒目に被るようなことが起こります。眼窩脂肪だけではなく挙筋腱膜を調節することで黒目を大きくさせてパッチリした目にすることが重要です。
術後の経過
施術直後

施術3日目

施術7日目

施術1か月後

施術3か月後

施術1年後

二重の切開法(全切開)では、黒目の大きさ=瞳の大きさと二重幅=見かけの二重幅を調整して魅力的な目元に仕上げることができます。