Before/施術前
After/施術後
Before/施術前
After/施術後
この施術に関して
2年前に他院で陥没乳頭手術を受けた方です。陥没乳頭手術を他院修正術を行いました。突出も良好で、傷跡も分からない状態です。過去に一度でも手術した乳頭を再手術で突出した状態にするのは、初回の手術に比べ非常に難易度が高くなります。初回の場合、当院では小切開法を行うのですが、手術が2回目以降の他院修正術では原則的には小切開法は行いません。
M’s小切開法に関してはこちらをご覧ください→https://msclinic-beauty.net/2020/11/04/陥没乳頭【保険適用】切らない手術法-原因とリ/
他院修正や重度の場合などでは下記の方法で行います。小切開法よりも切開する部位が多くはなりますが、傷あとも目立たず、かつ再発もしにくい方法だと考えております。
術後の経過
治療前
平坦型の陥没乳頭です。2年前に他院で手術を受けています。乳頭や乳首周囲に目立った傷がないのが幸いでした。
手術①
切開線は乳頭基部(乳首の根元)で多ないます。
手術②
乳管を傷つけないように真上に引っ張りあげます。
手術③
引っ張りあげた乳管が落ち込まないように乳頭基部を縫合します。
手術④
皮弁を回転させることで乳頭が落ち込むことを予防します。
手術⑤
縫合を行い終了です。
手術直後①
手術直後の状態です。術直後より乳頭部は突出しています。術後出血をきたしやすいの翌日は必ず来院して頂きます。
手術直後②
抜糸に関しては創部の状況にもよりますが、術後7〜10日目に行います。
術後1ヶ月
切開線は乳頭基部に収まりるので、1ヶ月経過した状態もご覧のように傷跡は目立ちません。
筆者のご紹介
形成・美容外科 エムズクリニック 院長三沢 尚弘
資格
所属学会