Before/フラッシュなし
After/フラッシュなし
Before/フラッシュあり
After/フラッシュあり
Before/施術前
After/施術後
Before/施術前
After/施術後
この施術に関して
フェイスリフトは、昔からある若返りの治療法です。現在は、『切らないフェイスリフト=HIFU(ハイフ)』などのレーザー治療からヒアルロン酸などの注入術などがありますが、フェイスリフトほどの効果は期待できません。長年の重力によって垂れ下がってしまった頬やほうれい線は、フェイスフトでしか改善できない場合があります。フェイスリフトは決して古くはなく、むしろ様々な方法と併用しながら進化し続けている治療法です。
今回のケースでは、
まず、ミッドフェイスリフトを行なっています。
ミッドフェイスリフトは中顔面(目の下からほうれい線にかけて)を引き上げます。
治療前とミッドフェイスリフト後について↓
目の下はしっかりと引き上がっています。
ですが、ほうれい線からマリオネットライン(口周りの線)やフェイスラインなどは引き上がっていません。
したがって、フェイスリフトを行いました。
ミッドフェイスリフト後とフェイスリフト後の比較について↓
違いがお分かりになるかと思います。
治療前、ミッドフェイスリフト+フェイスリフト後です。
術後の経過
手術前デザイン
通常、耳たぶ〜耳の前〜頭髪内に切開線を設定します。傷はほぼわからなくなります。剥離範囲を設定して丁寧に剥離し、止血を行います。
手術直後の状態
手術直後はこのように圧迫固定を術後1〜2日(24〜48時間)行います。これが重要です。
術後1日目
ダウンタイムが少ないフェイスリフトなので腫れはほとんど認めません。
術後1日目(患部)
包帯での圧迫固定と皮下にはドレーンを留置します。圧迫固定とドレーンを入れることでフェイスリフトの最大の合併症である出血、血腫形成を防ぎます。
術後1週間
腫れを認めます。皮膚の凹凸感もありますがこれは次第に消失していきます。
術後1週間(患部)
皮下出血斑は術後1週間で黄色に変化します。
術後の圧迫固定
フェイスリフトマスクを着用していただきます。これを行うことで後戻りを防止します。
今回ご紹介するのはフェイスリフトです。
フェイスリフト
フェイスリフトは、古典的な若返りの手術法です。
下図のように皮膚をめくって引っ張り上げる(リフト)。
歴史的には、余分な皮膚だけを切り取る方法だったのですが、、、
それだけではリフト効果が不十分だったり、すぐに後戻りしてしまうのでフェイスリフトは解剖学的な見地から改良され、
など、現在行われているフェイスフトの主な手術法です。
そして、
いずれにしても、中心となるのがSMAS(superficial musculoaponeurotic system (SMAS) )=スマスという皮下組織です。
この部分を適切に引き上げることが、たるみを解消して効果を長期にわたり持続させます。
↓まずは結果をご覧ください。