Before/施術前
After/施術後
この施術に関して
広背筋内に発生した筋肉内脂肪腫です。筋肉内で増大するため、また筋肉内で発生するため発見が遅れ、大きくなって来院される方がほとんです。筋肉内脂肪腫が疑われた場合には術前にMRI撮影を行います。どの筋肉内にどの程度浸潤しているかがMRIで分かります。手術は基本、局所麻酔で行います。手術を行った後、ほぼ全例において吸引型ドレーンを留置します。ドレーンは24〜48時間後に抜去を行います。
BEFORE 動画
術後の経過
治療前
肩甲骨上に大きく盛り上がった腫瘍を認めます。
手術前検査
MRIを撮影すると広背筋内に発生した脂肪腫が明瞭にわかります。
手術前検査
筋肉内脂肪腫が疑われた方には全例にMRI撮影行います
術中所見①
局所麻酔で行います。
術中所見②
筋肉内を分けて脂肪腫を摘出します。筋肉内脂肪腫の場合には、ほぼ全例において創部内にドレーンを留置します。
術中所見③
脂肪腫の大きさは10cmを超えました。ドレーンは24〜48時間で抜去行います。
術後1ヶ月
縫合した部位は手術1週間で抜糸を行います。抜糸部位にはこのようにテープを貼ることで傷が綺麗になっていきます。術後3ヶ月は貼付した方が良いです。
筆者のご紹介
形成・美容外科 エムズクリニック 院長三沢 尚弘
資格
所属学会