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この施術に関して
経結膜的眼窩脂肪移動術(通称:裏ハムラ法)の適応は、30〜40代で目の下の『膨らみ』の場合です。皮膚のタルミが多い方や、tear trough deformity(凹み)が多い方では余剰皮膚切除や脂肪注入などの補助的治療法が必要となります。
静脈麻酔下(眠らせる麻酔)+局所麻酔で行います(これにより術中の痛みは勿論ですが、ほとんどの方がほぼ記憶がないということです)。
デザイン
眼窩脂肪を移動させる位置をマーキングします。
術中所見1
頬骨骨膜上を剥離し、眼窩脂肪を移動するためのスペースを作成します。
術中所見2
眼窩下縁を切開し眼窩脂肪弁を作成します。
そして、移動を行う際に用いたのがChang’s Needleです。
綿球を眼窩脂肪弁にみたてて、デモを行ってみました。
容易に脂肪をマークした部位に正確に移動させることができます。
イラストによると下記のようになります。
エムズクリニックの切らない目の下のクマ治療 裏ハムラ法の施術概要・事例はこちら
術後の経過
治療前
目の下のクマの原因は、眼窩脂肪による『膨らみ』とTear trough deformityによる『凹み』です。
施術直後
術直後より目の下のクマ=膨らみ、凹みはなくなりました。内出血が既に認められます。術後1〜3日目が腫れや浮腫のピークとなります。
術後7日(正面)
術後7日目の状態です。内出血班は消失しヘモジデリンによる黄染が残っています。これも通常は1週間以内に消失します。
術後7日(右前)
膨らみや凹みはなくなりました。
術後30日(正面)
術後30日(1ヶ月)の状態です。クマは消失しました。
施術カテゴリー
施術の説明:
経結膜的眼窩脂肪移動術(通称:裏ハムラ法):経結膜的にハムラ法にて眼窩脂肪を移動します。
施術のリスク:
だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛・アナフィラキシーショック・呼吸困難・糸が露出する・仕上がりに左右差があると感じる・施術箇所の知覚の麻痺・鈍さ、しびれ・傷跡のもり上がり・凹み・色素沈着・皮膚の表面が凸凹になるなど
施術費用:経結膜的眼窩脂肪移動術 ¥500,000(税別)










今回ご紹介する施術は、『経結膜的眼窩脂肪移動術(通称:裏ハムラ法)』です。
眼窩脂肪移動術は、アメリカの形成美容外科医であるDr. Hamraが1996年にClinical plastic sugeryという雑誌でThe role of orbital fat preservation in facial aesthetic surgry. A new conceptという表題で論文として紹介したのが初めてです。
これはそれまでの下まぶた手術に変革をもたらした治療の新しいコンセプトでした。
オリジナルでは経皮的=皮膚側を切開して眼窩脂肪を移動させるわけですが、合併症などを極力抑える(下まぶたの手術での最大の合併症は『外反』と呼ばれる状態です。)ため、今回ご紹介する経結膜的眼窩脂肪移動術が普及したのです。
『経結膜的眼窩脂肪移動術(通称:裏ハムラ法)』・・・
表側の皮膚を切らないで経結膜的(あっかんべーをした赤い粘膜の部分)からアプローチをします。膨らんだ眼窩脂肪(baggy eyelid)を凹んだ部分(tear trough deformity)に移動させることにより、凹凸が解消される方法です。
目の下の膨らみ=眼窩脂肪が突出したクマ、通称:黒、影クマといわれるクマ・たるみに有効な治療法です。
裏ハムラ法の施術事例 ビフォアアフター