【眼瞼痙攣の治療】眼瞼下垂症手術+埋没で使用された糸を除去して完治 | 横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

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CASE REPORT目元の施術事例

目の上の治療

  • 目の上の治療

【 50代/女性 】【眼瞼痙攣の治療】眼瞼下垂症手術+埋没で使用された糸を除去して完治

今回の症例は単なる眼瞼下垂ではありません。過去に行った二重埋没法が原因と思われる眼瞼痙攣をご紹介します。


担当医からのコメント

三沢 尚弘 医師


眼瞼痙攣という病態があります。目のまわりの筋肉(眼輪筋など)が自分の意思とは関係なくけいれんして、まぶたがピクピクしたり、目が開けづらくなる病気です。軽いものは一時的な「まぶたのピクピク」ですが、重くなると眼瞼下垂症状と同様に視界が暗く感じる・まぶたが閉じて開けにくいといった日常生活に支障をきたすこともあります。原因は明確には分かっていませんが、脳の運動を調節する部分(大脳基底核など)の働きの異常とも考えられています。

発症に関係する要因としては:

•ストレスや疲労

•眼精疲労(パソコン・スマホの長時間使用)

•薬の副作用(特に抗うつ薬や抗不安薬)

•加齢(中高年に多い)

などがありますが、これに加えて二重埋没法の術後というものがあります。今回はこの二重埋没法を過去に行ったことが原因と思われる眼瞼痙攣をご紹介します。

眼瞼痙攣の主な症状は以下のようなものがあげられます。

•まぶたがピクピク動く

•まぶたが勝手に閉じて開けづらい

•まぶたの周りに違和感や重さ

•光がまぶしく感じる(羞明)

•進行すると外出や運転が困難になることも

本人の意思とは関係なく瞼が下がってくるので視界が狭くなり慢性的な疲労感とストレスが多いようです。目を開けたくても開けられらなくて勝手に閉じてしまうため、日中は過度の緊張があるようです。患者さんは『目を閉じているときが楽です。』と言われます。

手術所見としては埋没法による糸が絡まってできる癒着によって機能障害が起こっています。

この癒着は糸が原因で行っています。また専門的な内容にはなりますが、癒着がミューラー筋上にあることでミューラー筋は交感神経支配であるため自律神経障害によって脳の大脳基底核とのネットワークが悪くなることで起こっているのでは?という説もあります。

いずれにしても、原因が分かっていないため、現在確立した治療法は残念ながらありません。しかしながら、今回のケースでは眼瞼下垂症手術と同様に埋没で使用された糸を除去し、癒着を剥がしてリセット(元の状態に戻してあげる)してあげる。そして、挙筋前転を行い機能障害を改善してあげる。これらを行いました。

術後症状は改善し、目を開けられることに不自由さなどもなくなり、快適な日常を過ごされています。

 

施術後の経過

  • 施術直後(開瞼)

    施術直後の腫れは麻酔などの影響です。

  • 施術直後(閉瞼)

    目が閉じられないのは麻酔の影響です。一時的なものです。帰宅時にはなくなります。

  • PO1D(手術翌日)

    術後1日目が最も腫れます。

  • PO1D(手術翌日)

    術後3日間は安静を保ち、患部を冷やすことを心がけてください。

  • PO1W(術後1週間)

    術後1週間で抜糸をします。

  • PO1W(術後1週間)

    抜糸の時にもこのケースの場合には閉瞼不全がありました。就寝前に軟膏を目の中に入れてもらいます。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    腫れはなく自然な開瞼と眼瞼の形態です。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    閉瞼不全も改善しました。

施術カテゴリー
性別 女性
年齢 50代
撮影時期 術後3ヶ月
施術ドクター 三沢 尚弘
性別 女性 年齢 50代
撮影時期 術後3ヶ月 施術ドクター 三沢 尚弘

詳しい施術内容

施術概要 他院修正(目の上)
施術費用
¥ 600,000 (税込)
合併症リスク 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、仕上がりの左右差、その他再発など

Doctor's Profile

形成・美容外科
エムズクリニック 院長

三沢 尚弘

形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院

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目の上の治療

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【 50代/女性 】【眼瞼痙攣の治療】眼瞼下垂症手術+埋没で使用された糸を除去して完治

今回の症例は単なる眼瞼下垂ではありません。過去に行った二重埋没法が原因と思われる眼瞼痙攣をご紹介します。


担当医からのコメント

三沢 尚弘 医師


眼瞼痙攣という病態があります。目のまわりの筋肉(眼輪筋など)が自分の意思とは関係なくけいれんして、まぶたがピクピクしたり、目が開けづらくなる病気です。軽いものは一時的な「まぶたのピクピク」ですが、重くなると眼瞼下垂症状と同様に視界が暗く感じる・まぶたが閉じて開けにくいといった日常生活に支障をきたすこともあります。原因は明確には分かっていませんが、脳の運動を調節する部分(大脳基底核など)の働きの異常とも考えられています。

発症に関係する要因としては:

•ストレスや疲労

•眼精疲労(パソコン・スマホの長時間使用)

•薬の副作用(特に抗うつ薬や抗不安薬)

•加齢(中高年に多い)

などがありますが、これに加えて二重埋没法の術後というものがあります。今回はこの二重埋没法を過去に行ったことが原因と思われる眼瞼痙攣をご紹介します。

眼瞼痙攣の主な症状は以下のようなものがあげられます。

•まぶたがピクピク動く

•まぶたが勝手に閉じて開けづらい

•まぶたの周りに違和感や重さ

•光がまぶしく感じる(羞明)

•進行すると外出や運転が困難になることも

本人の意思とは関係なく瞼が下がってくるので視界が狭くなり慢性的な疲労感とストレスが多いようです。目を開けたくても開けられらなくて勝手に閉じてしまうため、日中は過度の緊張があるようです。患者さんは『目を閉じているときが楽です。』と言われます。

手術所見としては埋没法による糸が絡まってできる癒着によって機能障害が起こっています。

この癒着は糸が原因で行っています。また専門的な内容にはなりますが、癒着がミューラー筋上にあることでミューラー筋は交感神経支配であるため自律神経障害によって脳の大脳基底核とのネットワークが悪くなることで起こっているのでは?という説もあります。

いずれにしても、原因が分かっていないため、現在確立した治療法は残念ながらありません。しかしながら、今回のケースでは眼瞼下垂症手術と同様に埋没で使用された糸を除去し、癒着を剥がしてリセット(元の状態に戻してあげる)してあげる。そして、挙筋前転を行い機能障害を改善してあげる。これらを行いました。

術後症状は改善し、目を開けられることに不自由さなどもなくなり、快適な日常を過ごされています。

 

施術後の経過

  • 施術直後(開瞼)

    施術直後の腫れは麻酔などの影響です。

  • 施術直後(閉瞼)

    目が閉じられないのは麻酔の影響です。一時的なものです。帰宅時にはなくなります。

  • PO1D(手術翌日)

    術後1日目が最も腫れます。

  • PO1D(手術翌日)

    術後3日間は安静を保ち、患部を冷やすことを心がけてください。

  • PO1W(術後1週間)

    術後1週間で抜糸をします。

  • PO1W(術後1週間)

    抜糸の時にもこのケースの場合には閉瞼不全がありました。就寝前に軟膏を目の中に入れてもらいます。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    腫れはなく自然な開瞼と眼瞼の形態です。

  • PO1M(術後1ヶ月)

    閉瞼不全も改善しました。

施術カテゴリー
性別 女性
年齢 50代
撮影時期 術後3ヶ月
施術ドクター 三沢 尚弘
性別 女性 年齢 50代
撮影時期 術後3ヶ月 施術ドクター 三沢 尚弘

詳しい施術内容

施術概要 他院修正(目の上)
施術費用
¥ 600,000 (税込)
副作用リスク 出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔・薬剤によるアレルギー・アナフィラキシーショック、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、まぶたの皮膚知覚障害、糸が露出する、目の中のゴロゴロ感、皮膚色素沈着、皮膚の表面の凸凹、頭痛、吐き気、仕上がりの左右差、その他再発など

Doctor's Profile

形成・美容外科
エムズクリニック 院長

三沢 尚弘

形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院

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