








この施術に関して
陥没乳頭は乳頭の形成不全と言われております。
なんらかの原因で乳腺、乳管、乳頭への一連の発育が問題となり乳管が乳頭に開口しなくなった状態です。
その乳管の束が集まって硬い瘢痕組織というものを形成し乳頭を引き込んでしまっています。
この瘢痕を解除しない限り、乳頭は突出しません。乳管を損傷しないよう行います。
Grade Ⅲの真性陥没乳頭の治療について、詳しくはこちらをご覧ください。
切開創は外側と下の2か所に、約2mmの切開を行います。
術後のキズは、ほぼ分かりません(術後1ヶ月)。
術後の経過
治療前

術直後

術後1週間

術後1ヶ月

筆者のご紹介
形成・美容外科 エムズクリニック 院長三沢 尚弘
資格
- 日本形成外科学会形成外科専門医
- 日本美容外科学会専門医(JSAPS)
- 日本救急医学会救急科専門医
- 日本抗加齢医学会専門医
- 米国医師国家試験合格
- 日本医師会スポーツ認定医
- 厚生労働省認定臨床研修指導医
- AHA BLS/ACLS Provider
- AAP NRP Provider
所属学会
- 日本形成外科学会正会員
- 日本皮膚科学会正会員
- 日本美容外科学会正会員
- 日本救急医学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本美容医療協会
- 日本臨床毛髪学会
- 見た目のアンチエイジング研究会
陥没乳頭とは
生まれつき乳頭(乳首)が乳房の内側に埋れてしまい、凹んだ状態のことをいいます。
乳頭が乳輪より奥へ入り込んで出てこない状態です。
乳頭(乳首)が陥没していると、その部分に汚れが溜まりやすく、乳腺炎などの病気を引き起こしたり、赤ちゃんに母乳を飲ませづらい授乳障害へとつながる可能性があります。また、美容・整容上もその形態が問題となります。
乳房の名称