シミ 大きさ 50mm
施術:Qスイッチヤグレーザー
60代 女性
シミに対する王道である、Qスイッチヤグレーザーは、532nmと1064nmという二つの波長を併せ持ち、シミの種類によって使い分けることができます。シミは浅いか深いかで大きく分けられ、今回ご紹介する方が悩んでられたものは、『老人性色素斑』という種類のシミです(時々、20代の方にも見られるので、その人も”老人??”という疑問をもつので、あまり使いたくない名称です。)。このシミにはQスイッチヤグレーザーの532nmという波長を用いて行います。Qスイッチというのは高エネルギーのレーザ光を出すためのシステムです。シミはメラニンの集合体です。シミ治療は、シミを消すための治療です。シミの原因であるメラニンだけを標的にして、その他の組織(=シミ以外の部分)にはあまり障害を与えてほしくない、、したがって、そのメラニンのみの破壊だけを効率良く目的とするため必要なのがQスイッチシステムなのです。
←これが当院自慢のQスイッチヤグレーザー*ルートロニック!
←レーザーを照射したあとから、ジワジワと色合いが濃くなっていきます。
シミを照射して反応した直後は、IWP(Immediate White Phenomen)反応といってシミの表層がレーザー光に反応し、白色変化を起こします(まるで、シミが浮きでたかのようです。これがでると上手く反応したなぁ!という一つの手応えを感じます)。
照射してから1週間経過すると、シミの部分は茶色〜褐色調に変化します。
そして、カサブタになってそのカサブタと一緒にシミが剥がれ落ちるというのが理想的な展開です(今回、カサブタがこんなに綺麗に剥がれおちました。まるでおコゲが鍋そこからパリパリと剥がれるように、、、)。
シミが取れて良かったぁ〜〜!っと喜んで頂けるのは当然ですが、、、カサブタが取れたあとのシミの部位には、いくらかQスイッチレーザーで(シミ以外の部位は最小限の障害に抑えているとは言え、)少しは影響しております。カサブタが取れた肌は、赤ちゃんのように生まれ変わったデリケートなお肌です。大切にアフターケア=(UVケア、愛護的な洗顔など)を行うことで、いつまでもシミのないお肌がキープできますので、取れたあとも引き続きケアを行ってください。
施術のリスク:炎症後色素沈着、再発
価格:シミ(15mm以下)1個 ¥20,000(税別)