今回ご紹介する方のお悩みは、
30代 女性 『目の下のクマ』です。
症状が混合する目の下のクマ治療 ビフォアアフター
色々なクリニックにご相談されたようですが、最終的にM’sで治療をされました。
M’sクマ分類:出クマ+透けクマ+色クマの全てが混合したタイプです。
以前より目の周りをこする習慣があるようで、目の周りが長年の経過で色素沈着をしているのですが、前述のクマがよりいっそう目の周りの印象を暗させており、実年齢よりも老けて見えてしまっています。
瞼裂(けんれつ)といって、目の幅が大きいのが特徴です。非常に魅力的な眼球の形態です。目をこするのが原因なのか上まぶたが三重瞼(通称:みえ)になっています。瞼裂が大きい方は、眼球自体が大きい傾向があり、また眼球が大きいと眼窩と言われる眼球を納めている箱自体も大きい傾向にあります。そうすると、必然的に眼球を守るためのクッション的な役割をしている眼窩脂肪が多いことになります。
眼窩脂肪が多い→出る、突出している→『出クマ』
そして、後ろから前に『出クマ』が押すことで『透けクマ』が生じる。
目を擦るので、『色クマ』が生じる。
施術としては、まず①脱脂+脂肪注入、②光治療orレーザートーニングとなります。
*注:この方に、上記の施術以外に例えば、ヒアルロン酸注入をすると今回のような結果は得られなかったと思います。
治療結果です↓
ビフォアアフター 目の下の治療前・施術3カ月後
クマは完全に消えました。
この方は、30代です。ほうれい線だけに注目してほぼ目立たない状態です。
ですが、『目の下のクマ』の影響で目の下〜頬にかけて垂れ下がった印象で、ほうれい線があるように見えてしまいます。
目の下のクマ治療を行うことによって、頬を高い位置にすることができます。
頬が高い=若々しく見える
ということです。
次に、『透けクマ』の評価です。
↓
ビフォアアフター 透けクマ
まず、透けクマってなに?
→目の下はその他の顔の部分と解剖学的に異なり、
皮膚→眼輪筋(目の周りの筋肉)=皮膚→筋肉と直結しており、皮下組織である脂肪がない状態です。
ですから、眼輪筋が透けてしまい赤〜紫のような色調を呈してしまいます。
なぜ?赤〜紫色なのかは、眼輪筋は筋肉です。筋肉は血流が豊富な組織です。
寝不足や疲れなどで『今日は、クマがひどい』とか言うのは、
寝不足や疲れなどで筋肉内の血流が悪くなって、血液が停滞することで血液内のメトヘモグロビン(メトヘモグロビン自体が青〜茶色です。)が多くなり、それによって皮膚を介して見えてしまっているのです。
『出クマ』を治療することで後ろから押している脂肪は取り除き、皮膚〜眼輪筋内に細かく脂肪を注入することで、今回のように『透けクマ』が解消されます。
次に色クマです。
ビフォアアフター 色クマ
この目の下のあたりがボンヤリ薄茶色のはメラニン色素によるものです。
ですから、この方は現在ひきつづき色クマの治療=美肌治療を現在進行形の状態です。
結果は追ってご報告したいと思います。