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基礎知識コラム
本日、ご紹介するのは『二重(埋没法)』です。
二重を形成するには、埋没法と切開法があります。
大きな違いは下記となります。
ダウンタイム | 後戻り | |
埋没法 | 少ない | 可能性あり |
切開法 | 約1週間〜2週間 | ぼぼみめない |
今回ご紹介する『埋没法』は、ダウンタイムが少ないので多くの方から要望があります。ただ難点なのは細い糸で何点かを固定するので、糸が切れたり、緩んだりすると二重が後戻りする可能性があるということです。
一方で、その埋没法の難点である後戻りを解消するために、多くのクリニックで独自の方法などで後戻りがしにくい手術法が紹介されております。コレらは糸を内部で絡めるようにすることで糸が外れにくいという仕組みです。複雑な手術法なので、確かに取れにくいのかもしれません。しかし、まぶたの皮膚の下では糸が絡みつくような状態でああり、二重埋没法との最大の特徴である『自然な仕上がり』という観点から少し外れているような気がします。
とある有名な美容外科で過去に二重埋没法をされた20代女性の方です。↓
7年間は特に問題なく経過していたのですが、突然右目が↑このようになりました。
そこで、
アイプチをするとこのように二重は元に戻るのですが、アイプチを取ると、
戻ってしまう・・・、
ということで、今回再び埋没法を希望されてM’sに来院されました。
やはり、20代で働きながら、なかなか休みが取れない、過去に埋没法をされて7年間は問題なかった。そして、片側だけ、、、
本人の要望通り埋没法がこの方にはマッチしていると思われ、埋没法3点固定を右側に行いました。
*埋没法では、固定数が多いほど(1点よりも2点固定)固定性が増して、バランスも取りやすいのが特徴です。
埋没法は、皮膚から糸を刺入させて結膜といって眼球側に糸を通します。
通常の美容外科で1点固定、2点固定といわゆるものですが、基本形となるのは下図のようなやり方になります。
名称がないので、仮に①一つ穴法と②二つ穴法という名称をつけてみました。一つ穴は皮膚側に一つの穴を開ける場合で、二つ穴は皮膚側に二つの穴を開ける方法です。この皮膚から結膜側に糸を通して再び皮膚側に帰ってくる一連の操作でできる結紮糸(一本の糸を結んだもの)の個数を1点、2点と数えます。
多くの美容外科では①の方法を用いることが多いようです。というのは、穴が一箇所だけなのでそれに応じてダウンタイムが少ないからです。ですが、この方法では行って帰ってくる時にできるループが小さいので糸が取れやすいという問題が生じてきます。
一方、②では皮膚側に糸を馳せて並々に縫うことで皮膚側と結膜側をサンドイッチするような感じなので、①の点で捉えるものに対して、線で捉えるので外れにくいというメリットがあります。ですが、気をつけないと糸が浅く縫い込まれると糸が飛び出してきたり皮膚のヨレが出てくることがあるので要注意です。
そこで、M’sでは基本形の①と②の良いところをハイブリッドさせオリジナルのもので行っております。ただし、皮膚の下で糸を絡ませるような複雑なことはせず、シンプルに1点〜3点で固定を行うようにしています。
結果です。左と右では右の方が固定性が強い(後戻りをしないように)です。よーくみれば右側の目頭側の食い込みが左に比べて強く並行型ですが、バランスが良く二重幅も程よいのでそれ程違和感はありません。
施術前、施術1ヶ月後の比較です。本人も喜ばれております。
次にご紹介するのは同じ20代女性です。
施術は、M’sオリジナル埋没法3点固定です。
施術前には左右差がありました。右目のまぶたの重さを訴えておられました。
カウンセリングでは、色々なバーションを行い、ご希望の二重幅を見つけていきます。
結果です。↓
運動に合わせた目の動きも自然です。
施術前後の比較です。
施術のリスク:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱、目がゴロゴロする、左右差があると感じる、違和感を感じるなど
価格:片目 ¥40,000 2点固定 (税別)
形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院
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