60代 女性
お悩み:目の下のたるみ フェイスラインの崩れ、顔のたるみ
施術名:MACS(マックス)ファエイスリフト、ミッドフェイスリフト
今回の方は、主に中~下顔面のお悩みでした。今回は結果重視ということでフェイスリフトを行ったのですが、ダウンタイムを気にされる方には
↓を参照してください。
中〜下顔面治療:目の下のクマ治療、ミントリフト
早速ですが、結果です↓。
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2重アゴも解消され、スッキリとしたフェイスラインとなりました。
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フェイスリフトは単純にシワが伸びるだけではなく、ご覧のように顔が小さくなります。
フェイスリフトは、古来からあった『シワ伸ばし』、いわゆる単純に皮膚だけを切って引き上げる手術法からSMAS(スマス)という浅筋膜を引っ張り上げるものに進化してきました。そういったフェイスリフトの歴史的変遷の中で2000年ごろに登場したのが今回行ったMACS liftというやり方です。
MACS=minimal access cranial suspension
の略ですが、意味としては最小限の皮膚切開線でアプローチをして頭蓋固定を行うフェイスリフトということになります。
形成外科を目指した頃、ある時お世話になった美容外科医の先生が、
『フェイスリフトの基本は垂直方向への引き上げですよ!』と言っていたことがあり、当初はフェイスリフトも見たこともなかったので、『???』って感じでした。
MACS liftは、その垂直方向へ皮膚皮下組織を持ち上げます。また、深部を剥離しないので顔面神経などの損傷することもないので合併症が少ない、そしてそれに伴いダウンタイムも少ないというフェイスリフトです。
↓実際のMACS lift
この方の場合、中顔面:目の下〜頬脂肪体に関して下垂の変化が著しい方でした。実は、上記のMACS liftには頬脂肪体を上げるやり方もあるのですが剥離範囲が多くなるのと、この方は10年以上前に脱脂の既往があるのですが、外側部分の脱脂が不十分であること、余剰皮膚があることなどから後日ミッドフェイスリフトを付加することにしました。
↓ミッドフェイスリフトもしっかりやるとダウンタイムが大きい手術なのですが今回はスレッドリフトを用いた比較的ダウンタイムが少ない方法で行いました。
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ミッドフェイスリフト行うことで、
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頬のいちがこんなにも高くなります。
この方の場合脂肪注入は行っておりません。目の下のtear trough defomityの部位↓
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に脂肪注入することでさらなるレジュビネーション(若返り)が期待できます。
施術のリスク:出血、感染、瘢痕、皮膚知覚障害、皮膚の凹凸感、左右差、表情筋の運動麻痺、しびれ、開口障害など
価格:頬・アゴ ¥600,000(税別)