くぼみ目、
医学用語では上眼瞼陥凹症といいます。原因による分類が下記のようになります。
1.遺伝性(家族性)
2.加齢性
3.医原性
4.眼瞼下垂症性
1.遺伝性は、文字通り家族内でそのような目の形態をしている方です。若い頃より上まぶたがくぼんでいます
2.加齢性は、4と重複することもあるのですが、眼瞼下垂がないのに脂肪萎縮が生じて上まぶたが次第にくぼんでくる方です。
3.医原性は、重瞼術(二重)や下まぶた形成などで眼窩脂肪もしくはROOFと呼ばれる眼輪筋下の脂肪を摘出した経歴がある方です。
4.眼瞼下垂に伴う方です。眼瞼下垂になると瞼が重くなります。以前からも他の記事で紹介していただいているように腱膜が伸びる、もしくは切れることで眼瞼挙筋が目の奥に引っ込んでしまいます。それに伴って挙筋及び挙筋腱膜の上に存在する眼窩脂肪もつられて後ろに引っ込んでしまうのです。
今回ご紹介するかたは、4の眼瞼下垂症性です。
『眠そうな目』と自他ともに認識されていました。夕方になると症状(見にくい、まぶたが重い、開けてられない)が増悪するので非代償性眼瞼下垂です。
施術前後の比較です。
施術前後で目に力がでたかと思います。二重幅も20年前に戻ったということです。くぼみ目も改善しました。大変喜んで頂けています。
眼瞼下垂症の
手術合併症
出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔によるアレルギー、再発、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、上まぶたの皮膚知覚障害など
眼瞼下垂症の
料金
粉瘤手術にかかる自己負担金
眼瞼下垂症手術(挙筋前転法):片側 約 ¥22,500円
眼瞼下垂症手術(挙筋前転法):両側 約 ¥45,000円