粉瘤のM’sくり抜き法をご紹介します。
粉瘤で行われるくり抜き法は一般的に通称「トレパン」と呼ばれる器具を使用して円形に「へそ」の部分をくり抜き切除します。
M’sでもくり抜き法は行うのですが、下の様な理由からトレパンは使用しません。
施術前
デザイン(腫瘤に対してヘソが中央になくて端にあるタイプでした)
袋(嚢腫)ごとくり抜きが終了したところ
トレパンを使用しないくり抜き法がM’sくり抜き法です。ドックイヤーといってキズの辺縁が歪まないで直線状の傷にできます。1cm以内の傷なので1ヵ月も経過すれば傷は目立たないと思われます。袋(嚢腫)ごと摘出しているので再発する心配もないでしょう。
粉瘤(ふんりゅう)・アテロームの
手術合併症
出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔によるアレルギー、再発など
粉瘤(ふんりゅう)・アテロームの
料金
粉瘤手術にかかる自己負担金
露出部 ¥5,000〜¥14,000円
非露出部 ¥4,000〜¥13,000円
*露出部とは、半袖半ズボンの衣服を着用して衣服で肌が覆われない部位、例えば顔や首、前腕や膝下などの部位を言います。一方で、非露出部はその反対で衣服で覆われている部位を示します。
*費用の幅は、部位や大きさによって変わります。