これら「医療脱毛」と「エステ脱毛」が取り沙汰されるとき、よく言われるのは「医療脱毛は痛い!」ということ。
確かに、医療脱毛の歴史は常に「痛み」という問題があり続けました。
まず医療脱毛の第1世代「針脱毛」
針を毛穴から毛乳頭に刺して電流を流して毛乳頭を破壊するやり方です。やはり、侵襲が大きいのと一つ一つ毛穴に針を刺入するという操作性の難しさから、現在ではあまり行われていません。針を直接さすので痛みは相当なものです。
そして医療脱毛の第2世代「レーザー脱毛」
現在で広く行われている脱毛ですが、針脱毛に比べればまだマイルドにはなりましたが、依然として「痛み」はあります。皮膚の深くにある毛乳頭を破壊するにはレーザー光を焦点させて照射するため、それによって熱が発生し、痛みが生じていました。ですから、その痛みを軽減するために冷却装置を装備して行うのですが…それでも痛みは発生してしまいます…。
「単発式脱毛(ワンショットタイプ)」は毛乳頭までレーザー光が届き、毛乳頭を破壊します。これは第2世代のレーザー脱毛に準じたものです。
一方、「蓄熱式脱毛」は毛乳頭よりも皮膚側に存在するバルジ(=毛の成長維持に強く関連している部位)
に低い熱エネルギーを分散させながら照射する方法です。低い熱エネルギーを分散させているので、必然的に痛みが発生しにくいと言えます。医療で行うレーザー脱毛とエステで行う光脱毛のハイブリッド(混合)と説明するとわかりやすいかも知れません。痛みもなく、そして確実にバルジ部分を破壊する!いいところ取りの脱毛です!