陥没乳頭・陥没乳首とは?
乳頭=乳首が陥没し、突出していない状態を言います。この疾患の問題点は、以下のように大きく二つあります。
1. 見た目=美容・整容的な問題点
2. 授乳機能不全(赤ちゃんに授乳できない)⇨乳腺炎の合併
陥没乳頭を治療するには、特殊な吸引器具などで改善することも期待できる軽症の場合もありますが、それでも改善しない方には、手術治療の適応(手術して治す)ということになります。
従来の陥没乳頭形成術
下図に示す『難波法』を代表するような皮弁(Z形成)を行って、陥没した乳頭を上方に引っ張り出して、固定するといった方法が従来からの一般的な治し方です。
そして、手術後は上の写真のように、術後しばらくの間は吊り上げ固定をするといった事が必要です。
多少なりともこの状態で生活しなければならないので、制限が出てきてしまいます。
再発させないエムズの治療方法『切らない陥没乳頭形成』
従来のように皮膚を切らない、また吊り上げ固定をする必要もないので、ダウンタイムはほぼありません。
また、術後のフォローを行って、後戻り=再発も今のとこ認めておりません。
エムズクリニックによる陥没乳頭治療の症例を提示します。症例は30代の女性でした。
30代の女性『切らない陥没乳頭形成』施術事例
陥没した乳首 手術前の状態
手術前の状態です。完全に乳頭は乳輪側に落ち込んでいました。
徒手整復でも突出不可能な状態でした。
陥没した乳頭部=皮膚が折れこんだ部分に汚れが溜まり、感染したりというエピソードも繰り返していました。
陥没乳頭 治療後の状態
術後4ヶ月の状態です。後戻りは認めていません。
術後、制限もないので、すぐにスポーツも可能だったりと、大変喜んでいただけました。
施術のリスク
出血、感染、知覚障害、授乳障害、再発など
治療の費用
保険適用:自己負担金(3割) ¥45,000