印象的な顔を表現するのに、『目の上』『目の下』というのは大変重要です。
今回ご紹介するのは、50代 女性『目の上』『目の下』の両方の治療を同時に行った方です。
目の上:上瞼のたるみ手術
合併症(リスクなど):出血、感染、腫れ、左右差、皮膚知覚障害、皮膚の色素沈着など
目の下:クマ治療=脱脂術+脂肪注入(ピュアグラフト)+ミントリフト
合併症(リスクなど):出血、感染、腫れ、左右差、皮膚知覚障害、皮膚の色素沈着など
料金
上瞼たるみ取り 睫毛上切開 (片側) 175,000円
*手術には下記の料金以外にお薬代5,000円がかかります。
下まぶたの手術 脱脂+脂肪注入(ピュアグラフト) 450,000円
*手術には下記の料金以外にお薬代5,000円がかかります。
目元(目の上・目の下)初診時の状況
初診時
最初の印象からは『疲れたような』、元気のないようなお顔の印象があります。目の上、目の下にわけて一つひとつ見ていくと、
目の上:くぼみ目、二重幅の乱れ、黒目が小さい
目の下:涙袋ががなく、大きな目袋(クマ)が目立つ
そして、全体的に頬が垂れ下がり、ほうれい線も目立って、たるみも気になる状況でした。
したがって、目の上に対しては上瞼のたるみ手術を行いました。目の上が改善して、つぎに目の下が気になるということで『目の下のクマ』治療を行うのですが、前述のように全体的にたるみのあるお顔でしたので、通常の脱脂+脂肪注入ではミッドフェイス(中顔面)の改善が得られません。
結果としても物足りないものになる可能性があったので、ミントリフトを併用した中顔面の改善を試みました。
施術前後の比較 目の上・目の下の治療
フラッシュ(-)
フラッシュ(+)
涙袋までは形成しておりません(この年齢で涙袋がありすぎるとかえって不自然かもしれません)が、目の下から頬にかけて一様なカーブを描き、たるみの印象が解消されているかと思います。
目の上、目の下は二つで一つ、片方が良くても、片方がダメであれば良い結果が出せない両輪の関係性です。また、目の下に関してはクマだけ治しても頬の位置が低ければ、あまり良い結果が出せません。これもまた同じ関係性です。
また、注目して頂きたいのは肌の明るさです。脂肪移植をすると肌が明るくなり、肌艶が出てきます。脂肪幹細胞による影響でこれもまた自己再生の一部かと思います。