今回ご紹介する方は20代 女性
右耳のトラガス1箇所と両方の軟骨(耳輪)に2箇所を希望されてきました。
要望を聞いているうちに
『スナッグ』(下記)と言って、対輪にピアスを挿入できないか?、ということで
よく耳を観察すると↓
実は、『折れ耳』なんですね。。。折れ耳というのは対輪の形成不全によって起こります。上図のように20度あるものが0度に近い状態です。軽度であれば日常生活になんら支障もありませんが、重度であれば(下記のように)メガネやマスクがかけられなかったり、女の人であれば髪の毛をかけられないと言った機能障害を伴うこともあります。また、見た目の問題(西洋では『立ち耳』はあまりよく思われません。なぜなら小悪魔や動物が立ち耳ですよね、いじめの元になるようです。*立ち耳と折れ耳は合併することがあります。)としても気にされる方は多いようです。
通常、折れ耳治療は耳の裏側の皮膚を切開し軟骨を露出させて軟骨を縫合して対輪を形成します。
今回、
①『スナッグ』を希望されたということ、
②軽度の折れ耳で以前から気にされていた(髪がかからないこと、見た目の問題)
ので、↓
トラガスx1、軟骨x2(来院前の希望)→スナッグによる折れ耳矯正x2、軟骨x1(変更後)
にして、長年の悩みだった折れ耳も解消され、その場から髪がかかるようになった!と大変喜ばれました。。
ピアスよるリスク(合併症)
出血、感染、後戻り、軟骨炎など
ピアスの料金
ピアス 5,000円