年齢とともに皮膚や粘膜のコラーゲン繊維は減少してきます。それに伴い水分量も低下してくるので、特に口唇ではボリューム低下をきたします。
M’sでのアンチエイジング(=ウェルエイジング)のコンセプトは、
・目元
・口元
です。『元』がつく
目周り(上まぶた、下まぶた)と
歯も含めた口周り
をしっかりと保つことで、その人の本来もつべきお顔になると考えています。
今回ご紹介するのは、60代 女性のお悩み『上くちびる』のボリューム低下です。
さて、
話が変わりますが、少し前に『アヒル口』という口唇の形が流行りました。
口角が上がって、口先が尖っている、いわゆるアヒルのような口です。オリジナル(もともと)で『アヒル口』の方もいて、それが芸能人だったりしたことで大流行りしたので、それを真似るためヒアルロン酸注入で形作った方も多くいらっしゃいました。
現在ではそれほど要望される方はいらっしゃらないのですが・・・、
今回のように年齢とともにくちびるのボリューム低下が起こります。だからと言って60代の方に少し前に流行ったアヒル口をやっても喜ばれません。。。
大事なのは、そのほかのパーツとのバランスです。
今回の方は、『上くちびるが平坦になってきた』と訴えています。
理想のくちびるのボリューム形態は、
上くちびる:下くちびる=1:1.2〜1.5と言われています。
ボリュームの比率も確かに重要ですが、上くちびるの形態を回復させてあげることが今回の場合はポイントです!
ですから、
上くちびるが綺麗な形態であるためには、この↓ Cupid’ s Bow=天使の弓と言われる形態です。
正面では、施術直後の状態で口紅を塗っていないので正確な比較とは言えませんが、
側面比較で施術前後の形態変化を比べると、上くちびるに適度なボリュームをもたせて若干の凸面形態が得られたのがお分かりかと思います。
施術中の痛みもなく、結果に大変満足されております。
施術のリスク:内出血、皮膚の硬結、アレルギー症状など
価格:くちびる ¥65,000(税別)~