








この施術に関して
2年間をかけて乳房再建(乳房、乳頭、乳輪)を行った方です。乳輪部の治療を先に行います。医療用アートメイクを行います。そして、対側(健常側:左側)から乳頭の一部を移植します。そして、その後医療アートメイクを2回行うことで乳輪の大きさを調整します。やや、右(患側)の乳房下溝が高いので低くすることで対称性が可能となります。この場合は再度脂肪注入をすることで良いと思われます。
術後の経過
治療前

治療前(デザイン)

乳輪形成:メディカルタトゥー後

乳頭再建術前

乳頭再建術 術中所見①

乳頭再建術 術中所見②

乳頭再建術 術中所見③

乳頭再建術 術中所見④

術後1週間

術後1ヶ月

2回目の医療アートメイク

医療アートメイク2回目施術後

対側の乳頭

筆者のご紹介
形成・美容外科 エムズクリニック 院長三沢 尚弘
資格
- 日本形成外科学会形成外科専門医
- 日本美容外科学会専門医(JSAPS)
- 日本救急医学会救急科専門医
- 日本抗加齢医学会専門医
- 米国医師国家試験合格
- 日本医師会スポーツ認定医
- 厚生労働省認定臨床研修指導医
- AHA BLS/ACLS Provider
- AAP NRP Provider
所属学会
- 日本形成外科学会正会員
- 日本皮膚科学会正会員
- 日本美容外科学会正会員
- 日本救急医学会
- 日本抗加齢医学会
- 日本美容医療協会
- 日本臨床毛髪学会
- 見た目のアンチエイジング研究会
今回、ご紹介するのは乳がんによる乳腺全摘術後の方の最終治療である乳輪・乳頭形成術です。