先天性眼瞼下垂症ー手術をしないで治すのは不可避なので【側頭筋膜移植術】を行いました。 | 横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

横浜市鶴見の形成・美容外科 エムズクリニック

CASE REPORT施術事例

先天性眼瞼下垂症ー手術をしないで治すのは不可避なので【側頭筋膜移植術】を行いました。

30代/男性 

2022/04/23

Before/施術前(正面) ▶ After/施術後(正面)
Before/施術前(上をみた時) ▶ After/施術後(上をみた時)
Before/施術前(目を大きく開けた時) ▶ After/施術後(目を大きく開けた時)

施術カテゴリー

詳しい施術内容

眼瞼下垂症

施術の説明:
側頭筋膜移植術

施術のリスク:
兎眼、流涙、閉瞼不全、出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔によるアレルギー、再発、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、上まぶたの皮膚知覚障害、目の中のゴロゴロ感、頭痛、吐き気、再発など

価格:3割自己負担で約62,000円

価格表はこちら
Before/施術前(右斜め45度) ▶ After/施術後(右斜め45度)
Before/施術前(左斜め45度) ▶ After/施術後(左斜め45度)

この施術に関して

この施術に関して

今回は先天性眼瞼下垂のケースを紹介しました。先天性と後天性ではちょっと違います。先天性は眼瞼挙筋機能(上まぶたを上げる筋肉)が低下、もしくは消失しています。眼瞼下垂症手術の基本は挙筋前転ですが(どのように挙筋前転をするかは術者によります。)、先天性では通常の挙筋前転術をしても改善できる人もいればできない人もいます。改善できる人は挙筋能が残っている方です。残っていない方では単純に挙筋前転をしても改善しません。したがって、今回紹介したように側頭筋膜移植が必要です。側頭筋膜移植を簡単に説明するのであれば、「まぶたを吊り上げる」ということです。側頭部から側頭筋深筋膜を短冊状に採取して移植します。先天性の方では生まれつき上まぶたが挙上できないのでおでこの筋肉を使っています。これを代償と言いいます。医学的にいえば前頭筋による代償です。側頭筋膜はその代償をしている前頭筋と瞼の先端である瞼板の間に移植をして、前頭筋収縮(←先天性の方では慣れているので)の助けによって上まぶたが持ち上がります。今回はそれを行い良い結果が出ました。

術後の経過

術中所見①

眼窩脂肪を上(頭側)にあげて眼瞼挙筋を確認しましたが、挙筋は通常赤く見えるのですが全く筋繊維を認めませんでした。真っ白でした。

術中所見②

側頭筋膜を採取して二股に分けて眉毛ー瞼板に移植します。

術後の経過

治療前

左眼のMRDは0mmです。

手術直後

術直後はそれほど腫れてません。

術後1日目

術後1日目が最も腫れます。

術後7日目

術後7日目でも腫れは継続します。個人差がありますが1ヶ月程度で腫れは無くなります。

よくあるご質問

先天性眼瞼下垂と眼瞼下垂の違いは?

先天性眼瞼下垂とは、生まれつき瞼が上がらない状態が継続した場合の眼瞼下垂を言います。後天的なもの、機械的刺激(ハードコンタクトレンズ、目を擦る、ケガ、美容外科など)が原因のものとは異なります。先天性の場合には生まれつきであるため筋肉や神経などに問題があるため挙筋能(まぶたを上げる)が残っていない場合がほとんどです。

側頭筋膜移植術を行うのはなぜ?

先天性眼瞼下垂では生まれつき挙筋能がないことが多いので、通常の眼瞼下垂症手術(後天性眼瞼下垂)で行う挙筋前転術では改善が乏しい場合がほとんどです。したがって、別な方法で行う必要があります。それが側頭筋膜移植術です。側頭部にある側頭筋深筋膜を採取して移植することで改善が期待できるのです。

筆者のご紹介

横浜市鶴見のエムズクリニック院長三沢 尚弘

形成・美容外科 エムズクリニック 院長三沢 尚弘

資格

  • 日本形成外科学会形成外科専門医
  • 日本救急医学会救急科専門医
  • 日本抗加齢医学会専門医
  • 米国医師国家試験合格
  • 日本医師会スポーツ認定医
  • 厚生労働省認定臨床研修指導医
  • AHA BLS/ACLS Provider
  • AAP NRP Provider

所属学会

  • 日本形成外科学会正会員
  • 日本皮膚科学会正会員
  • 日本美容外科学会正会員
  • 日本救急医学会
  • 日本抗加齢医学会
  • 日本美容医療協会
  • 日本臨床毛髪学会
  • 見た目のアンチエイジング研究会

PAGETOP