Before/施術前
After/施術後
Before/施術前
After/施術後
Before/施術前
After/施術後
Before/施術前
After/施術後
Before/施術前
After/施術後
この施術に関して
治療前から左右の目の開きが悪い方でした。術前からハードルが高いことが予想されました。挙筋前転を行えば黒目は大きくなるのですが、上まぶたを挙上するための筋肉群自体に左右差があれば、違う二つのものを一つにするため微妙な調整が必要です。左右違うものを同じだけにするということは大変難しいことです。術中は根気よく行います。施術される方も、施術する方もこの時だけは忍耐が必要です。その結果が今回ご紹介するケースです。
余剰皮膚を切除して挙筋群を修復します。ハードコンタクレンズ装用者の場合には隔膜内が硬く癒着しております。カチカチで癒着を広範囲に解除して挙筋群を瞼板という組織に固定します。
左右のバランスを見ながら行います。
その後、二重形成(=重瞼固定線)を行います。眼輪筋、脂肪などを適宜調整して切除して二重を形成します。
術後の経過
治療前
左右の目の開き=黒目の大きさが違います。また、それに伴い二重の幅の左右差を認めます。
手術直後
直後からあまり腫れない方でした。
術後1週間
術後の1週間の状態です。目の下が黄色くなりますが、自然となくります。これは内出血の影響で目の上の出血が重力で下に下がってできる現象です。ビリルビンからビリベルジンと変化するので黄色に見えます。自然と代謝されます。
術後1ヶ月
術後から1ヶ月経過すると腫れはほぼなくなります。
術後3ヶ月
ほぼこれが将来的に継続するのですが、原因となったコンタクレンズを今までのように(術前)長時間装着すると後戻りする可能性はあります。
ハードコンタクレンズ装用歴30年の方です。
眼科を受診して眼瞼下垂と診断され知人に紹介されて当院を受診して頂きました。
肩こり+、眼精疲労+、頭痛+、視野障害+、夕方になると症状が増悪する+ などの症状を伴っていました。
コンタクレンズをソフトであろうが、ハードであろうが長期にわたって装用している方では眼瞼下垂症になるリスクは上がります。