この施術に関して
片側性(左側)の眼瞼下垂です。眼瞼下垂は通常多いのは挙筋腱膜の伸展、隔膜内の癒着、稀に断裂などが原因です。そういった状態を継続することで眼瞼挙筋機能が低下していき今回のケースのように脂肪変性を起こすことがあります。脂肪変性している挙筋は機能があまり期待できません。挙筋の延長上にある挙筋腱膜のみを前転しても期待はあまりできないので挙筋群(挙筋腱膜+Muller筋一体)として前転します。
*後日、右目の二重が浅いので自費診療で二重形成を行いました。この時点(After)ではまだ行っておりません。
重度の眼瞼下垂↓
眼瞼挙筋が脂肪変性をしてます。
*筋肉は長期間使われないと筋肉内に脂肪が蓄積して脂肪変性という状態になります。簡単に言えば筋肉が脂肪に変わってしまうということです。
筋肉自体が機能をしいません。ですから腱膜だけ前転しても効果が期待できません。
こういったケースでは挙筋群(挙筋腱膜+Muller筋一体)として前転固定を行います。
術後の経過
治療前
デザイン
術中所見①
術中所見②
手術直後
術後3日目
術後1ヶ月目
術後2か月(目を閉じたとき)
施術カテゴリー
施術の説明:
眼瞼下垂手術:皮膚切開を行い挙筋前転法を行います。
施術のリスク:
出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔によるアレルギー、再発、ドライアイ、一過性の視力低下、顔貌の変化、二重の左右差、上まぶたの皮膚知覚障害など
施術費用:3割自己負担で約22500円です。
重度の片側性眼瞼下垂に関して紹介します。
コンタクレンズユーザー 合計 28年間です。
ハードコンタクレンズ 6年
ソフトコンタクレンズ 22年