基礎知識コラム
40代 女性
傷跡(肥厚性瘢痕)
症状:痛み、痒み、運動障害(肩を上げた時に突っ張る、痛む)
脇の下にできた傷跡です。5年前にとある病院の一般外科で皮膚の下にあるデキモノ(脂肪腫だったということです。)を摘出されたようです。
赤くミミズ腫れのような状態です。点線は、過去に行った手術創部です。点線上に赤く膨れ上がった傷には痛みや痒みなどの症状もある状態でした。
形成外科のテクニックの一つであるZ形成術を行いました。
Z形成とは、創部の問題:拘縮などによって機能的な障害(例えば、傷がひきつれて腕の曲げ伸ばしや目を開くのが難しいなど)や整容的(見た目)にも障害を起こしている状態に対して行われる場合が多いです。
BCの部位に拘縮がきたしている部位を合わせて、拘縮部位を解除しAB,CDにデザインした三角弁(皮弁)を回転させることで延長効果が期待できます。結果として、創部の緊張を緩和させます。
Z形成には機能的・整容的にも用いられます。
美容外科においても、傷跡をキレイにしたり、内眼角に蒙古襞と言って二重の幅を制限しているひだを解除・延長する内眼角形成(目頭切開)にも応用されています。
5年間悩んでいた傷跡、温泉やプールなどで人目を気にしていたそうです。
キズアトは、大なり小なりその人にとって身体的にも精神的にもダメージを与えます。
治療することでそんな悩みも解消できます。
主な副作用・・・内出血、傷跡の赤み、色素沈着、傷跡、ケロイド、再発
※症状、肌質により効果に差があります。
*保険適用された場合の治療はすべてメスによる切除法となります。
料金
【自費診療の場合】
傷跡修正 10cm以内 ¥100,000円
別途、お薬代+麻酔代:¥5,000円、初診料:¥2,000円
形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院
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