目の下の脂肪移植・脱脂、入れすぎ・取りすぎなど失敗後の修正治療

目の下のクマ・たるみについて

年齢とともに重力にともなって顔のタルミは現れてきます。

とくに目の下のクマ・たるみは年齢を感じさせてしまいます。

また、年齢だけではなくその人の活力などもこのタルミが原因で人に与える印象が異なり、

『疲れている？』

『どこか調子が悪いの？』

『寝不足なの？？』

と感じさせてしまいます。

目の下のクマ・くぼみ・たるみに脂肪注入

目の周り、とくに上まぶた・下まぶたの痩せは『老け顔』として見られがちです。

顔の骨格変化もありますが、脂肪の偏在（下垂や突出など）によって起こる老化現象なのです。

脂肪があるべきところに脂肪がなくなり、脂肪がなくてもよい場所に脂肪がつく。

脂肪の偏在によって老け顔が作り出されるのでこの脂肪偏在をなくすことが重要です。

そして、それを解決してくれるのが脂肪注入です。

脂肪注入の方法

脂肪移植をする際、脂肪の採取は手術されるご自身の太ももなどから行います。

脂肪注入は別名　脂肪移植と言われます。

太ももの内側から脂肪を採取する脂肪吸引を行い、それを適切な部位に適切な量を皮膚～皮下～眼輪筋内～骨膜上に細かく脂肪を注入します。

＊この細かくが重要です。細かく注入しないと脂肪細胞が壊死に陥ってしまいます。

生着してしまえば、他の補充材料と異なり、減ったりすることはありません。

まずは丁寧に脂肪採取を行い、余分な排泄物である麻酔・血球成分を取り除きます。

新鮮な脂肪細胞を新鮮な内に、適量を注入します。この手順により、凸凹やシコりになる心配はありません。

脂肪注入のメリット

脂肪移植・脱脂　入れすぎ・取りすぎなどの失敗

• • • 脂肪注入の手術後、元の状態に戻ってしまった
    • 脱脂術のみ過去に受けて、取られすぎて凹みができてしまった

    　　　　

    • 脂肪注入により、硬いしこりが残ってしまった

  他院で脱脂術・脂肪移植をされて、上記のようなご相談を受けることが多くあります。

   

  目の下の脱脂・脂肪注入においては、取りすぎ・入れすぎとならないように、適量を取り、適量を注入するという専門の医師による細かい技術が必要です。

  目の下のへこみ・くぼみなどの修正治療

  先程お伝えしたように、目の下の脱脂・脂肪注入には、医師による知識・経験・技術、どれが欠けても良い結果は得られないため、顔の骨格・脂肪・くぼみ・しわなどを考慮して、脂肪を適切に脱脂・注入する場所、深さ、量などを正確に見極めて治療を行うことが重要です。

  注入する脂肪の量によって、顔のバランス・ボリュームを取り戻し、肌だけでなく顔自体も若返り効果があります。

  脂肪注入は、ダウンタイムが少ないので、翌日からのメイクも可能です。

  ご自身の脂肪を太ももなどから少量採取し、注入するので、異物反応やアレルギーなどの合併症はありませんので、安心して治療を受けていただけます。

  他院の脱脂・脂肪注入後の修正治療の例

  

  治療前

  

  治療後

  目の下のクマ治療の例　施術後3ヶ月

  

  術後の経過・ダウンタイム・定着期間

  施術のリスクとしては、出血、感染、皮膚の知覚障害、だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱、目がゴロゴロする、左右差があると感じる、違和感を感じる、皮膚の凹凸などが挙げられます。

  脂肪注入はダウンタイム（出血や腫れのため社交的になれない時間）が少ないのが特徴で、エムズクリニックでは、脂肪の生着率が高いピュアグラフトを使用しています。

  ※施術の翌日から通常通り仕事に出勤される方が多いので、ほぼダウンタイムがない施術となります。

  施術後、一般的に約3ヶ月が施術結果の安定期となります。

  ピュアグラフトとは

  

  採取した脂肪から水分（血液、麻酔液など）不純物を取り除いた純粋な脂肪のみを抽出するシステムのことを言います。

  このシステムを用いた脂肪注入の効果としての成績が上がり、海外における脂肪注入をする形成・美容外科医からの支持率も高いのがピュアグラフトなのです。

  脂肪注入は、脂肪の移植なので生着率が問題になります。

  生着率とは

  例えば100個の太ももの脂肪細胞を頬に注入して移植した場合、頬の組織内に太ももの脂肪細胞が100個そのまま生着（頬の脂肪組織となること）すれば、生着率＝100%となります。

  100%生着する手法はいまだに存在しないのが現状ですが、ピュアグラフトであれば、生着率90～95%が期待できます。

  移植後の効果判定は、施術後6か月以上経過しないと分かりません。

  効果の永続性に関しては、90～95%の方は長い効果の継続性が期待できますが、5～10%の方では減少するということもあります。

  【まとめ】これから目の下の治療・脂肪注入を行う方へ

  • 顔、特に目の下の脱脂・脂肪注入は、取りすぎ・入れすぎに注意する必要があり、医師の技術で術後の結果が大きく異なります。
  • 目の周りは顔の印象を決定する重要なパーツのため、目の下の専門医・名医に任せることをオススメします。