基礎知識コラム
40代以降になると、皮膚老化により、
という現象が現れはじめます。
自分の細胞で肌の再生ができる治療法として、PRP療法が注目されてきています。
PRPは、ご自身の血液から採り出した血漿を濃縮し、自分自身の細胞再生能力を活用する、という治療法で、副作用やアレルギー反応が少なく、肌にもやさしい治療法です。
この治療により、老化した弾力性がなくなった肌や、水分保持力の衰えた皮膚が活力を取り戻し、皮膚の再生効果が期待できます。
ご自身の血液を採取して生成する高濃度PRPを使って、ダーマペンを用いて肌に浸透させ、再生を促す治療法です。
特にご自身の血液から作られるため、肌への馴染みが良く、再生・回復が期待できます。
ヴァンパイアフェイシャルの治療法は、組織自体を若返らせることができるので、ハリウッドセレブや韓国・日本の芸能人・有名人にも人気の治療として話題になっています。
施術方法としては、まずPRP皮膚再生療法で血小板を採取し(上記、動画参照)、ダーマペンで細かい穴を開けた肌に直接塗布します。
『血小板は、傷から流れ出る血液を止めて、成長因子を作り出す』という働きがあるため、傷が元に戻り、もとの綺麗な状態に戻ることができます。
ダーマペンを使って肌に小さな穴を開けると、傷の自然治癒力が働き、元の状態に戻そうとします。
その流れで、ヴァンパイアフェイシャルでは、PRP再生医療法で採取されたご自身の血小板を用いることで、さらなる効果を高めることができます。
成長因子という組織を再生させる成分の働きにより、肌のシワ、シミ、たるみの組織を若返えさせることができるので、肌のアンチエイジングにも万能の施術であるといえます。
シワに対する治療としては、ヒアルロン酸注入がありますが、ヒアルロン酸注入は、肌を内側から持ち上げることで、『シワを目立ちにくくする』という治療法です。
デメリットとしては、皮膚の薄い部位や浅いシワに対しては、不自然なふくらみが目立ってしまったり、注入した部分が少し固く触れる場合があります。
対して、PRPによる皮膚再生医療は、成長因子の働きにより、『ご自身の皮膚の再生を促して、改善していく』という治療法です。
自己修復能力により、凹凸のない自然な仕上がりにすることができ、ご自身の血液を使用する治療のため、感触はなめらかでナチュラル感があり、皮膚の浅い箇所や浅いシワへの治療も可能、というのがヒアルロン酸注入との大きな違いです。
また、効果の持続期間が長いことも特徴です。
部位によって異なりますが、口元は腫れにくく、目の周りや額は腫れやすいので、ご注意ください。
ダウンタイム中の腫れ、赤く見える内出血などの目に見える現象は、肌の自然治癒力を活性させて、活発にコラーゲンの肌組織が再生されているサインでもあります。
これらの治療は、患者様ごとの皮膚の状態などをカウンセリングの上で判断し、最適な配合成分・配合量を決定し、患者様の状況に応じて、施術していきます。
PRP療法には、以下のような点にも注意が必要です。
※効果には、個人差もあります
ヴァンパイアフェイシャル(PRP+ダーマペン4)
※1回だけでなく、繰り返し治療を行うと、長期間にわたってアンチエイジングの働きが持続します。
形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院
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