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- 男性(メンズ)の目の下のクマ取り治療(解消法)とビフォアアフター事例

30代から60代の男性にとって、年齢とともに目立つようになってくる目の下のクマやたるみは、外見に大きな影響を与えます。見た目に疲労感を与え、老けた印象が強調されてしまいます。
さらに、男性は女性に比べて美容やスキンケアに対する習慣が少ないことが多く、気がついたときにはクマやたるみが顕著になっていることも少なくありません。
しかし、適切な治療を受けることで、目の下のクマを改善して、見た目を10年前のように若々しくなり、明るい印象を取り戻すことができます。
今回は、男性が目の下のクマ取りを検討するにあたって、クマの原因やタイプ、メリット・デメリット、治療方法の詳細について深く掘り下げて解説します。

目の下のクマは、男性にとって特に以下の3つの点において、外見や心理面に大きな影響を与えます。
以下、その影響をそれぞれ詳しくご説明します。
1.見た目の変化:
目の下のクマは、疲労感や老けた印象を与えやすくなります。特にビジネスの場面においては、清潔感や信頼感を損なう原因となりかねません。対面での印象が重要な場面では、目の下のクマがあることで「元気がなさそう」「疲れている」といった印象を与えることが多く、見た目が持つ影響力は侮れません。
2.自己肯定感の低下:
目の下のクマが目立つと、鏡を見るたびにその存在を意識することになります。これにより、自己肯定感が低下し、外見に対する自信を失うことも少なくありません。特に他人から見られる機会が多い男性にとっては、見た目に対する不満が心理的なストレスの原因となることがあります。
3.他人からの印象:
クマがあると、周囲から「疲れている」「病気なのでは?」と心配されることも増えます。仕事や人間関係において第一印象は非常に重要であり、特に目元は視線が集中しやすい部分です。そのため、目の下のクマは対人関係にも少なからず影響を及ぼすことが考えられます。
統計によりますと、男性は女性に比べて眼窩脂肪が多く、目の下の「膨らみ」「凹み」「シワ・たるみ」によりクマを引き起こしやすい傾向にあります。


眼球を保護する役割を担っており、上記イラストのような眼球が収められている眼窩部分の周囲に存在する脂肪のことを指します。
目の下のクマの状態は、以下の「膨らみ」「凹み」「シワ・たるみ」の三つのパターンに分類されます。それぞれが異なる原因や特徴を持ち、改善方法も異なります。

| 特徴 | 目の下が膨らんで見えることで、重たい印象や疲労感を与えるタイプのクマです。膨らみの影がクマとして見え、場合によっては黒ずんでいるようにも見えるため、顔全体に暗い印象を与えることが少なくありません。 |
|---|---|
| 原因 | 目の下の膨らみは加齢に伴い、目元の皮膚が緩み、眼窩脂肪(目の周りにある脂肪)が突出することで引き起こされます。また、遺伝的に目の下の脂肪が多い場合にも、このタイプのクマが目立ちやすくなります。その他、睡眠不足や長時間のデスクワークも目元の疲れを悪化させ、膨らみを顕著にします。 |

| 特徴 | 目の下に深い凹みができ、暗い影が生じることでクマが強調されます。特に肌が薄い場合、この影が顕著になり、疲れた印象を与えやすくなります。 |
|---|---|
| 原因 | 加齢や皮膚の弾力性の低下により、眼輪筋や周囲の脂肪が減少し、目元に凹みが生じます。また、生活習慣やストレス、睡眠不足も影響を与え、凹みが深刻化する場合があります。 |

| 特徴 | 目の下の皮膚に細かいシワが寄り、全体的にたるんだ印象を与えます。このシワ・たるみが影を作り、クマがより目立つ原因となります。 |
|---|---|
| 原因 | 加齢によって皮膚の弾力が失われ、コラーゲンやエラスチンが減少することでシワやたるみが現れます。また、紫外線や生活習慣、喫煙やストレスも皮膚の老化を促進し、シワやたるみが目立つようになります。 |
Dr.三沢目の下のクマの種類がわからない場合の見分け方、「膨らみ」「凹み」「シワ・たるみ」のセルフ診断については、以下のページで詳しく解説しています。

近年、男性の美容への意識の高まりにより、目の下のクマ取り治療を受ける男性が増加しています。美容クリニックの統計によれば、30〜40代の働き盛りのビジネスマンや、50代以上のエイジングケアに関心を持つ男性が増えており、男性のクマ取り治療が増加傾向にあります。
当院に来院される男女比率は、全体の20%ほどが男性です。
疲れた印象を与えたくない、仕事やプライベートで若々しい印象を保ちたいといったニーズが、男性のクマ取り治療の需要を押し上げていると考えられます。

クマ取り治療は、見た目の改善だけでなく、心理面や生活全般にポジティブな変化をもたらす可能性があります。以下に、男性がクマ取り治療を受けるメリットを挙げます。

クマ取り治療にはいくつかのデメリットも伴います。治療を検討する際には、以下の点にも注意が必要です。

クマ取り治療は、男性の見た目や気持ちに大きなポジティブな影響を与えるため、クマが気になる男性におすすめです。目の下のクマを取り除くことで、若々しい印象や明るい表情を取り戻すことができるため、仕事やプライベートでの自信が高まります。
特にビジネスシーンにおいては、健康的で清潔感のある外見は信頼感を増し、円滑なコミュニケーションにもつながります。また、プライベートでも外見に対する満足感が増すことで、より積極的に人と関わる意欲が高まると考えられます。

目の下のクマ取り治療には、ヒアルロン酸注入・脂肪注入・脱脂術・レーザー治療など、さまざまな方法がありますが、男性に適している治療法として「裏ハムラ法」が挙げられます。
皮膚を切らずにまぶたの裏側から脂肪を移動・再配置する施術法です。ダウンタイムが短く、腫れが少ない治療であり、一回の治療で術後はスッキリした目元になります

この施術は、目の下のクマを引き起こす原因に直接アプローチするため、目元全体が明るくなり、健康的でエネルギッシュな印象が得られます。
Dr.三沢裏ハムラ法は施術後のダウンタイムが短い場合も多く(ダウンタイムがなかった事例もあり)、仕事の忙しい男性にもスケジュールに合わせやすいというメリットがあります。



昭和の時代は『強面』が良しとされたこともありましたが、年々、男性における『目の下のクマ』治療は増えています。かつては、目の下のクマ=膨らみ(目袋)があると、年期が入った男の貫禄とされていたようです。
男性も目の下のクマがあると暗い印象を与えたり、睨みつけているような、怒っている印象となりがちです。
30代男性の目の下のクマ・膨らみに対して、眼窩脂肪だけではなく眼窩脂肪を包んでいる膜である隔膜も含めて一体として移動し、裏ハムラ法による治療を行いました。
扇状に頬骨前面の骨膜に広げて均等に移動することで、術後の凹凸感をなくし、再発の予防もしました。

術後の腫れはほとんどなく、術後24時間はテーピングをした状態で過ごしていただき、翌日からシャワーや洗顔が可能です。
Dr.三沢目の下のクマの原因となっている眼窩脂肪の膨らみは完全になくなり、顔の印象がビフォーアフターの通り、明るく変わりました。
目の下の大きな膨らみを改善した以下の事例もご覧ください。
クマ取りクリームには、血行促進や保湿・美白成分が含まれており、特に血行不良や色ムラの出る膨らみクマや凹みクマに効果が期待できます。
加齢によるたるみや脂肪の突出が原因のシワたるみクマには効果が限られます。クマ取りクリームは日常的なケアアイテムとして活用できますが、根本的な改善には医療的なアプローチが求められます。
目のクマがある男性には、時に「渋さ」や「ミステリアス」さが感じられることもありますが、それがプラスに働くのは控えめな場合に限られます。過度に目立つクマは、年齢以上に老けて見えるだけでなく、健康や清潔感を損ねる原因となり、ビジネスシーンでは「疲れている」「不健康」といった印象を与えることもあります。
一方、クマがないことで清潔感や若々しさが強調され、健康的でエネルギッシュな印象を与えます。プライベートや仕事においても、クマがない方が第一印象もポジティブな印象を与えやすく、外見に対する自信も高まるため、クマを目立たなくすることは男性にとって大きなメリットとなります。

形成外科専門医・救急科専門医
医学部を卒業後、日本屈指の研修施設病院である亀田総合病院で卒後研修を開始。医療の原点となる救命救急センターに8年間従事。
その後、米国臨床留学の登竜門である米国海軍病院に1年間勤務。医師として、そして外科医としてのトレーニングを研鑽し医療の礎を築き、平成28年6月に横浜市鶴見に『形成・美容外科 エムズクリニック』を開院

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