パーソナルトレーニングジム MsGym

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ダイエット

2023.05.14

【フルーツと肥満の関係】果物は食べるタイミングを間違えるといちばん太る

【筆者】南颯斗

中学3年生のときに、「トレーナー」と出会い、憧れから今の職業へ。専門学生時代は、社会人ラグビーのチームトレーナーとして活動。その際、怪我で離脱する選手や、復帰後思うようにプレーできない選手をたくさん見てきました。そのとき私は、一生苦労しないカラダを作れたらいいなと思い、パーソナルトレーナーになることを決意。痛みのないカラダも、ダイエット成功後のカラダも一瞬だけではなく、一生モノにしませんか?お客様の理想を叶えるために、全力でサポートいたします。

こんにちは、エムズジムのみなみ はやとです!
今回は「フルーツ」で太る原因について解説していきます。

最後までお楽しみください!

フルーツを食べると太る

フルーツというのは糖質です。
そして、糖質の中でも、最も太りやすいと言われているのが果糖(フルーツ)なのです。
過去30年間で果糖(くだもの)の摂取量が2倍になっています。さらに、肥満率もここ数年で2倍になっています。

つまり、果糖(くだもの)の摂取量の増減と、肥満人口の増減が比例していることがわかります。

 

では、なぜ果糖(くだもの)が太りやすいのかをみていきましょう。

 

 

ブドウ糖と果糖の代謝の違い

 

まずはじめにブドウ糖と果糖の違いについてです。

簡単に、

ブドウ糖…ご飯やパンに含まれている糖質のこと
果物…フルーツなどに含まれている糖質のこと
(砂糖(sugar)は ブドウ糖 50% と 果糖 50% の計100%でできています。)

 

ではまず、ブドウ糖の代謝をみていきましょう。

 

ブドウ糖(お米やパン)の代謝

お米を食べると、ブドウ糖という形で体内に取り込まれます。その後、ブドウ糖の20%は肝臓で代謝され、グリコーゲンという形で肝臓に蓄えられます。
残りの80%は他の臓器(筋肉など)で代謝され、肝臓で蓄えられたグリコーゲンは血糖値のコントロールに使用されます。

他にも、ミトコンドリアのエネルギーとなり消費され、余った分が中性脂肪として吸収されます。
この中性脂肪が増えれば心血管疾患のリスクが高まります。ブドウ糖を摂りすぎるとタンパク質と結びつき老化に繋がります。

次に、果糖(くだもの)の代謝をみていきましょう。

 

果糖(くだもの)の代謝

今回は砂糖(sugar)を例に説明していきます。

先程も言った通り、砂糖(sugar)はブドウ糖50%、果糖50%でできています。果糖は、肝臓でしか代謝できません。
そして、ブドウ糖50%のうちの20%も肝臓で代謝されます。つまり、100%(ブドウ糖+果糖)のうち70%弱が肝臓で代謝されるということです。

肝臓で代謝(処理)できるキャパは決まっており、60%分弱も肝臓では代謝(処理)しきれません。

代謝しきれなかった分の糖質(ブドウ糖・果糖)は脂肪になります。肝臓で脂肪が溜まると「脂肪肝」になり、インスリン抵抗性を引き起こします。インスリン抵抗性を引き起こすと、体内の糖質は減りずらくなります。

 

そして、レプチン(満腹ホルモン)が脳に信号を送らなくなり、満腹感を得ることができずに沢山食べてしまうのです。
さらに、グレリン(空腹ホルモン)が下がらずに、空腹状態が続いてしまうことになってしまいます。

 

これが、果糖が太りやすいといわれている要因です。
最後の章で、果糖や脂肪肝によって太らないようにする対策・対処法をみていきましょう。

フルーツ太りを対策しよう!

今回ご紹介する主な対策法は2つです。

 

食物繊維の摂取

1つ目は食物繊維を摂ることです。

食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2つに分けられます。
水溶性食物繊維は消化・吸収を遅らせる働きがあり、不溶性食物繊維は胃で消化されたものを速く、推し進める働きがあります。

栄養の吸収を緩やかにし、肝臓への負担を少なくするためにも、食物繊維を積極的に摂取していきましょう。

運動をすること

続いて2つ目が運動をすることです。

運動をすることで、インスリンの感度が高くなります。インスリンの感度が高くなると血液中の糖を各細胞へ送りやすくなり、血液中のインスリン濃度が低くなります。

そうなると、レプチン(満腹ホルモン)が脳に伝わりやすくなり、肥満防止に繋がるのです。

ですので、フルーツが好き!だけど太りたくない・痩せたいということ方は、この2つを意識して生活を送りましょう。

 

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