トレーニング中に、次挙がるか挙がらないかという局面になることがあると思います。

「もう限界だ・・・」と思うかもしれませんが、実は体が本来持っている力は、まだ余裕があります。

人間が持っている本当にMAXの力というのは、【生理的限界】と言います。

火事場の馬鹿力というのは、この生理的限界に近い意味がありますね。

しかし人間は、体を守るために脳が発揮する力を制御して、リミッターをかけています。

これが【心理的限界】というものです。

上で書いた、「もう限界だ・・・」と思って重さが上がらなかったという状況が、心理的限界と言えます。

この心理的限界というのは、生理的限界の70％程度だと言われています。

ということで、

「きつい、もうダメだ・・・」と思ったときは、一度冷静になって、

「これは心理的限界だから、まだ大丈夫」と思うようにしましょう(笑)

誤解しないでいただきたいのは、私は無理やり追い込むようなことはしません(^^;

ラスト1回上がるかどうかという場面で、安心して挑戦していただけるようにサポートいたします！

トレーニングは、誰かにやりなさい！と言われることではありません。

そして誰かとの競争ではなく、自分自身との戦いです。

これも私がトレーニングが好きな理由の一つです(^^)

トレーニングをして見た目を良くすることはもちろん、内面も鍛え、自分を高めていきたいと思っています。

まだまだ甘えてしまうことも多いですが(^^;

ここでマッスル北村さんという、伝説のボディビルダーの名言をご紹介します。

 

1千回と1千1回とでは天と地の隔たりがあった。

まさに最後の1回は全身全霊の限界力を振り絞った一発。

その前の1千回はこの1回のためのお膳立てに過ぎない。

最後の一発はその前の1千回に勝るとも劣らない価値がある。

これは人生において様々な場面で役に立つ精神ですね・・・

トレーニングだけではなく、何か辛いことや困難なことに直面した時は

「私はこんなもんじゃない！」

と、火事場の馬鹿力を信じて踏ん張りましょう！

最後にもう一度言いますが、私は無理はさせません(笑)

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