2023.01.30
~きちんと毎食食べて、自律神経のバランスを整える~
こんにちは!
エムズジム、トレーナーの貫洞です!!
みなさんは、食事が自律神経に働きかける行為だということをご存じでしょうか?
毎日3回定期的に食べることで、自律神経のリズムをつくります。
交感神経(闘争神経)が優位になりがちな現代人にとって、食事は副交感神経を高める基本活動です。
食事によって、1日3回、自律神経のバランスを整える作業を行うのです。
自律神経が乱れると、代謝機能やホルモンバランスも乱れるため、太りやすく、生活習慣病のリスクが高くなります。免疫力や環境適応能力も低下するため、気温変化などに弱くなり風邪をひきやすい、疲れやすく何となく体調がすぐれないなどの不定愁訴が増えます。
自律神経の乱れは、体にとって大きなストレスとなり、結果的に老化も早くなるのです。
1日3回の食事をすることと自律神経は関係が深いため、1日3食食べている人はストレス性疲労が低いです。
たんに栄養を摂るためではなく、体の機能を維持するためにも、1日3食を基本と考えましょう。
東京都健康長寿医療センター研究所では「老化予防をめざした食生活指針」を提唱しており、「食事は1日に3回バランスよくとり。食事は絶対に抜かない」を第1項目に挙げています。
また、朝食を食べている人は、肥満や糖尿病になりにくく、高齢になっても元気であることのメカニズムの一つとして注目すべきは、「セカンドミール効果」です。
セカンドミール効果とは、1982年にカナダ・トロント大学のジェンキンス博士によって発表され、1日のうちで最初に摂った食事が、2回目の食事後の血糖値に影響を及ぼすという理論です。
例えば、血糖値の変動を見ると、朝ごはんを食べた直後は血糖値が上がりますが、昼食後はそれほど上がりません。ところが、朝食を抜いて昼にたっぷりご飯を食べると、血糖値が急上昇します。
朝と昼に食事を抜いて、夜に「ドカ食い」をしてしまうとどうなるかはいうまでもないでしょう。
1日1食、好きなだけ食べていいという食事法は、体の機能に大きな負担をかけているかもしれません。
朝食を食べる習慣は、1日を通じて血糖値を安定させる効果があるのです。
血糖値が不安定だと、糖尿病のリスクが高まるだけでなく、体脂肪が増えやすい、脳機能へのダメージが大きい、動脈硬化が進行するなど、長期的には老化が進む体内環境をつくってしまいます。
食事は、1食単位で見てはいけません。その前の食事の流れから捉えるべきです。
直近の食事次第で、次の食事の影響度が変わってくると思ってください。とくにその影響が大きいのは朝食の存在なのです。
朝は少しでも長く寝ていたい、やることが多くて時間がない、朝から作るのは面倒、などやりたくない理由はいくらでも出てきます。たしかに、ちゃんと食べることは大変ですよね。食べない提案をするほうが面倒なことをやらない正当な理由ができるので、受け入れられるのでしょう。
たまに朝ごはんが食べられない日があるくらいは気にする必要はありませんが、なによりも習慣化が大事です。
もし、朝はおなかが空いていない、食欲がない、と体が受け付けない状態の場合は胃腸機能の改善が先決です。無理に食べると調子が悪くなりますので、段階的に体を適応させましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
エムズジムでは、ダイエットにお困りの方、身体づくりをしていきたいけどなにをすればいいかわからないといった方のサポートをしています!
ダイエットや身体づくりでご相談等ございましたら、お気軽にご連絡ください!!
ご連絡を心よりお待ちしております。
エムズジム トレーナー 貫洞
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