2022.04.10
野菜と疾病リスクとの関係性
こんにちは!
エムズジム トレーナーの貫洞です!
今回も前回に続き、野菜についての話です。
前回のコラムにも記載しましたが、日本の野菜の摂取量は低下傾向にあります。
(財)食生活情報サービスセンター実施調査によると、
7割もの方が野菜不足を感じていないという調査結果だったそうです。
つまり、野菜不足に気づかず野菜を「食べているつもり」の方が多いということです。
以前は野菜を多く摂っていた日本人ですが、90年代後半にはアメリカに野菜の消費量が追い越されているそうです。
これは、アメリカで増え続けるがん死亡率に対する政策として、野菜や果物の摂取をすすめる
「ファイブ・ア・デイ運動(野菜や果物を毎日5皿以上食べることを推奨する運動)」が、
1991年から始められた結果で、これに伴いアメリカのがん死亡率は低下していきました。
一方で、日本でのがん死亡率は増加しています。
生涯健康でいるためには、疾病リスクの予防は重要な課題です。
疾病リスクを下げるには、
野菜に含まれる、強い抗酸化作用を持ったフィトケミカル(機能性成分)が有効です。
疫学調査によると、
にんにく・キャベツ・ショウガ・ニンジン・セロリ・ブロッコリーなどが特に効果が高いようです。
また、WCRF(世界がん研究基金)とAICR(米国がん研究財団)の研究報告によると、
非でんぷん性の野菜は口腔・咽頭・喉頭がん・食堂がん・胃がんの発がんリスクの低下、
ねぎ属野菜は胃がんに、にんにくは結腸・直腸がんの発がんリスクの低下に効果があるようです。
一方で、赤身・加工肉は結腸・直腸がんの発がんリスクの増加の可能性があり、
野菜を摂らずに肉一辺倒の食生活は、がんの発病リスクを高める可能性があります。
また、野菜は疾病リスクを下げるだけでなく、妊娠を考えている女性にとっても重要であり、
ビタミンの1つである葉酸は、40%近くは野菜から摂っています。
緑黄色野菜に多く含まれている葉酸は、胎児の「神経管閉鎖障害」のリスクを低減するという報告もされており、妊娠1ヶ月以上前から3ヶ月までの間は、母体が十分な葉酸状態であることが望ましいとされています。
ずっと元気にいるためのも、コンディションを整え、怪我を予防し「健康」を維持することが大切です。
そのためには野菜は必須の食品です。
コンディションを整え、怪我や病気は予防し健康を維持し続けるためにも、
野菜もしっかり食べていきたいですね。
ダイエットに関するご相談は、エムズジムまで!
無料カウンセリング、体験トレーニングも実施しておりますので、お気軽にご連絡ください^^
お越しくださるのを心からお待ちしております
エムズジム トレーナー 貫洞 暁
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